【遊戯王OCG】5分で分かる「閃刀姫(せんとうき)」デッキ【テーマ解説】

この記事は2018年12月10日に更新されました

はじめに

『【閃刀姫せんとうき】ってどんなテーマ?』

『【閃刀姫せんとうき】どんな戦い方をするデッキなの?』

この記事はそんな方へ向けて書かれた簡易的なテーマ解説記事です。

重要度が低いカードについては解説を省くことがございますが、ご了承ください。

『【閃刀姫】はどんなデッキか知ってるけど、どんなカードと相性が良いのかが分からない』という方はこちらの記事を。

【閃刀姫】サポート

また、『どんなテーマかはさておき、優勝してるデッキレシピが見たいよ!』という方はこちらの記事を参考にしてみてください。

【閃刀姫】優勝デッキレシピ

■今回の記事で解説するカードについて

まずはじめにテーマ内には何種類のカードが存在するのかを確認してみましょう。

現在、【閃刀姫】に関連する効果を持ったテーマカードは以下の通りとなります。

モンスターカード:1種類

魔法カード:10種類

エクストラモンスター:4種類

合計15種類

全部で【閃刀姫】に関連する効果を持つカードは15種類あります。

今回の記事では特に重要度が高い13種類のカードに絞り、解説を行います。

モンスターカード:1種類

魔法カード:8種類

エクストラモンスター:4種類

合計:13種類

※ここで解説を省くカードが全く採用されないという訳ではありません。

■デッキの主役!【閃刀姫-レイ】

まずはじめに【閃刀姫】デッキの主役となる【閃刀姫-レイ】の解説を行います。

閃刀姫せんとうき-レイ
★★★★

【闇属性/戦士族/効果】

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードをリリースして発動できる。
EXデッキから「閃刀姫」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の「閃刀姫」リンクモンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。


ATK/1500   DEF/1500

まずは(2)の効果から確認してみましょう。

(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の「閃刀姫」リンクモンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

【閃刀姫】リンクモンスターが除去された際、墓地に存在するこのカードを蘇生することができます。

(1):このカードをリリースして発動できる。
EXデッキから「閃刀姫」モンスター1体をEXモンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

自身をリリースすることでエクストラデッキの【閃刀姫】リンクモンスターをエクストラモンスターゾーンに特殊召喚します。

この効果はフリーチェーンで発動可能なので、相手ターン中でも【閃刀姫】リンクモンスターを特殊召喚できる仕組みになっています。

(1)と(2)の効果を合わせると、『【閃刀姫】リンクモンスターが相手によって除去された際、墓地に存在する【閃刀姫-レイ】を蘇生し、自分・相手ターンを問わずにそのまま【閃刀姫】リンクモンスターを再び展開できる』ということになりますね。

そのため、【閃刀姫】リンクモンスターをフィールドへ展開する際、墓地には【閃刀姫-レイ】を存在させておくのがこのデッキの基本となります。

★【閃刀姫-レイ】の重要なポイント

  • 【閃刀姫】リンクモンスターをフィールドへ展開することに特化している

■【閃刀姫】リンクモンスターについて解説

ここでは4枚の【閃刀姫】リンクモンスターの解説を行います。

常に1体のリンクモンスターをフィールドへ維持

テーマ内でも重要となる【閃刀】魔法カードは、『メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合』しか発動できません。

そのため、【閃刀姫】デッキでは常にメインモンスターゾーンを空けておく必要があり、その結果モンスターを展開できるのはエクストラモンスターゾーン一箇所となります。

その一箇所のエクストラモンスターゾーンへ【閃刀姫】リンクモンスターを展開・維持するのが【閃刀姫】デッキの基本となります。

リンク数とリンク素材について

【閃刀姫】リンクモンスターは全て『リンク1』で構成されています。

リンク1のモンスターは素材1体でリンク召喚できます。

【閃刀姫】リンクモンスターの場合は『自身と違う属性の【閃刀姫】モンスター1体』をリンク素材として指定しています。

例えば『炎属性』の【閃刀姫-カガリ】の場合、『炎属性以外の【閃刀姫】モンスター1体』を素材としてリンク召喚します。

『メインモンスターゾーンは空けておく』『リンク1』『自身と同じ属性以外の【閃刀姫】を素材とする』という3つのポイントから【閃刀姫】デッキの基本的な戦術が分かります。

  1. メインモンスターゾーンの【閃刀姫-レイ】をリンク素材として、またはモンスター効果を使用して【閃刀姫】リンクモンスターをエクストラモンスターゾーンへ展開
  2. 状況に合わせてその【閃刀姫】リンクモンスターを素材として新たな【閃刀姫】リンクモンスターをリンク召喚
  3. 【閃刀姫】リンクモンスターが除去された際には墓地の【閃刀姫-レイ】を蘇生し、即時【閃刀姫】リンクモンスターを展開

このように常にエクストラモンスターゾーンに1体の【閃刀姫】リンクモンスターを維持しながら戦うのが【閃刀姫】デッキの基本となります。

【閃刀姫】リンクモンスターの効果テキスト詳細

閃刀姫せんとうき-カイナ

【地属性/機械族/リンク/効果】

地属性以外の「閃刀姫」モンスター1体

自分は「閃刀姫-カイナ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。

(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは相手ターン終了時まで攻撃できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が「閃刀」魔法カードの効果を発動する度に、自分は100LP回復する。


ATK/1500   LINK-1
リンク素材:地属性以外の「閃刀姫」モンスター1体
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは相手ターン終了時まで攻撃できない。

『相手モンスターの攻撃を防ぐ効果』なので、『相手ターン中に発動したい効果』であるといえます。

そのため、このカードは【閃刀姫-レイ】のモンスター効果を使用して相手ターン中に特殊召喚するのが基本となります。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が「閃刀」魔法カードの効果を発動する度に、自分は100LP回復する。

回復量は微量なのであまり狙って発動したい効果ではありませんが、ライフの増減が重要となるエキストラターンやエキストラデュエルでは重宝する効果であると言えるでしょう。

閃刀姫せんとうき-カガリ

【炎属性/機械族/リンク/効果】

炎属性以外の「閃刀姫」モンスター1体

自分は「閃刀姫-カガリ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。

(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「閃刀」魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×100アップする。


ATK/1500   LINK-1
リンク素材:炎属性以外の「閃刀姫」モンスター1体
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「閃刀」魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

基本的には既に発動して墓地へ送られた【閃刀】魔法カードを手札に回収し、再利用を狙います。

(2):このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×100アップする。

1枚ごとの上昇値は低いですが【閃刀姫】デッキでは多くの魔法カードを発動するため、それなりの数値は強化できます。

閃刀姫せんとうき-ハヤテ

【風属性/機械族/リンク/効果】

風属性以外の「閃刀姫」モンスター1体

自分は「閃刀姫-ハヤテ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。

(1):このカードは直接攻撃できる。
(2):このカードが戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
デッキから「閃刀」カード1枚を墓地へ送る。


ATK/1500   LINK-1
リンク素材:風属性以外の「閃刀姫」モンスター1体
(1):このカードは直接攻撃できる。
(2):このカードが戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
デッキから「閃刀」カード1枚を墓地へ送る。

このカードは(1)の効果で直接攻撃が可能なので、攻撃力の低いこのカードであっても相手フィールドの状況に関係なくバトルができるため、(2)の効果の発動条件である『戦闘を行ったダメージ計算後』を満たしやすくなっています。

墓地へ送る【閃刀】カードについては、【閃刀姫-レイ】が墓地に存在しない場合は【閃刀姫-レイ】を墓地へ。

【閃刀姫-レイ】が既に墓地に存在する場合には【閃刀姫-カガリ】の効果で墓地から回収したい【閃刀】魔法カードを墓地へ送ります。

閃刀姫せんとうき-シズク

【水属性/機械族/リンク/効果】

水属性以外の「閃刀姫」モンスター1体

自分は「閃刀姫-シズク」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。

(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分の墓地の魔法カードの数×100ダウンする。
(2):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから、同名カードが自分の墓地に存在しない「閃刀」魔法カード1枚を手札に加える。


ATK/1500   LINK-1
リンク素材:水属性以外の「閃刀姫」モンスター1体
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分の墓地の魔法カードの数×100ダウンする。

【閃刀姫-カガリ】が自身の攻撃力を強化するのに対し、こちらは相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力をダウンさせる形で戦闘をサポートします。

(2):このカードを特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから、同名カードが自分の墓地に存在しない「閃刀」魔法カード1枚を手札に加える。

墓地に同名が存在しない【閃刀】魔法カードへアクセスできる便利な効果。

この効果は『自身が特殊召喚されたターンのエンドフェイズ』に発動するため、ターンの最後にフィールドに存在している必要があります。

そのため、【閃刀姫】モンスターを入れ替えながら展開しつつ、着地点はこのカードになる場合が多いです。

★【閃刀姫】リンクモンスターについての重要なポイント

  • 【閃刀姫-レイ】のモンスター効果で特殊召喚可能
  • 自身と違う属性の【閃刀姫】モンスター1体を素材としてリンク召喚可能
  • 【閃刀】魔法カードをサポートする効果を持つ

■【閃刀】魔法カードについて解説

ここではテーマ内の9枚の【閃刀】魔法カードについての解説を行います。

メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合のみ発動可能

繰り返しになってしまいますが、一部の【閃刀】魔法カードは『メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合』のみしか発動することができません。

そのため、メインモンスターゾーンは常に空けておく必要があります。

墓地に3枚以上の魔法カードがあると追加効果発動

一部の【閃刀】魔法カードは通常の効果に加え、墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合に追加効果を発動できます。

そのため、【閃刀姫】デッキでは墓地には常に3枚以上の魔法カードが存在している状況が望ましいです。

【閃刀】魔法カードの効果テキスト詳細

閃刀起動せんとうきどう-エンゲージ

【通常魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから「閃刀起動-エンゲージ」以外の「閃刀」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、自分はデッキから1枚ドローできる。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから「閃刀起動-エンゲージ」以外の「閃刀」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、自分はデッキから1枚ドローできる。

テーマ内でも重要となるサーチ効果。

【閃刀姫ーレイ】やメインデッキの【閃刀】魔法カードをサーチすることができます。

墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合は追加でドローもできるので、このカード1枚の発動で2枚の手札を補充できるため、カードアドバンテージを稼げます。

閃刀空域せんとうくういき-エリアゼロ

【フィールド魔法】

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカード以外の自分フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から「閃刀」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードはデッキに戻す。
「閃刀」カードがめくられた場合、さらに対象のカードを墓地へ送る。
(2):このカードが効果でフィールドゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「閃刀姫」モンスター1体を特殊召喚する。

(1):このカード以外の自分フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から「閃刀」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードはデッキに戻す。
「閃刀」カードがめくられた場合、さらに対象のカードを墓地へ送る。

3枚めくる中に【閃刀】カードがあれば手札に加えることができ、効果の発動時に対象としたカードは墓地へ送られます。

3枚めくった中に【閃刀】カードが存在しなければ発動時に対象としたカードは墓地へ送られませんが、この効果の発動自体に意味がなくなってしまうため、できるだけメインデッキに多くの【閃刀】カードを採用して【閃刀】カードがめくれる確率を上げたいところ。

また、この効果の発動時に自分フィールド上のカード1枚を対象にする場合、『フリーチェーンで発動可能な魔法・罠カード(【閃刀姫-レイ】でも可)』を対象にすると良いです。

例えば速攻魔法カード【サイクロン】をセットしていた場合の話をします。

この(1)の効果を自分フィールドのセットされた【サイクロン】を対象にして発動、その効果の発動にチェーンして対象となった【サイクロン】を発動します。

そうすると【サイクロン】の効果が先に処理され、【閃刀】カードを手札に加えられた際には、『フィールドの魔法・罠カードを1枚破壊』して役割を終えた【サイクロン】を墓地へ送ることになるので無駄がありません。

(2):このカードが効果でフィールドゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「閃刀姫」モンスター1体を特殊召喚する。

メインデッキに属する【閃刀姫】モンスターは【閃刀姫-レイ】しか存在しないため、この効果を使用する場合はデッキから【閃刀姫-レイ】を特殊召喚することになります。

相手によって墓地へ送られた際の保険の効果としても機能しますが、次に紹介する【閃刀機関-マルチロール】の効果で自らこのカードを墓地へ送ることもあります。

閃刀機関せんとうきかん-マルチロール

【永続魔法】

(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
このターン、自分の魔法カードの発動に対して相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
さらに、対象のカードは墓地へ送られる。
(2):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
このターン、このカードが表側表示で存在する間に自分が発動した
「閃刀」魔法カードの数まで自分の墓地の「閃刀」魔法カードを選び、自分フィールドにセットする(同名カードは1枚まで)。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。

(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
このターン、自分の魔法カードの発動に対して相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
さらに、対象のカードは墓地へ送られる。

自分フィールド上のカード1枚を墓地へ送ることになりますが、そのターン中は『魔法カードを相手に妨害されることなく発動できる』ようになります。

【閃刀空域-エリアゼロ】と同じ要領で『フリーチェーンで発動可能な魔法・罠カード』を対象とすれば損失を抑えてこの効果を発動可能。

テーマ内の【閃刀】魔法カードだけでなく全ての魔法カードが安全に発動できるようになるので可能であればターンの最初に発動しておきたいところ。

また、先程の【閃刀空域-エリアゼロ】を対象として墓地へ送れば(2)の効果が発動し、『デッキから【閃刀姫-レイ】を特殊召喚しつつ、そのターン中は魔法カードを安全に発動できる状態』を作ることができます。

(2):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
このターン、このカードが表側表示で存在する間に自分が発動した「閃刀」魔法カードの数まで自分の墓地の「閃刀」魔法カードを選び、自分フィールドにセットする(同名カードは1枚まで)。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。

エンドフェイズごとに『そのターン中に消費した枚数分の【閃刀】魔法カードを墓地からセット』できます。

実質同じ魔法カードを2回発動できる状況を作れるため相手とのアドバンテージの差を一気に作ることができます。

しかしこの効果でセットされたカードはフィールドを離れる際に除外されてしまい【閃刀姫】デッキでの再利用は難しくなります。
また、『墓地に魔法カードが3枚以上存在する状態』を構築しづらくなる点にも注意が必要。

閃刀機せんとうき-ホーネットビット

【速攻魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分フィールドに「閃刀姫トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守0)
1体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはリリースできない。
自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、そのトークンの攻撃力・守備力は1500になる。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分フィールドに「閃刀姫トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守0)
1体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはリリースできない。

特殊召喚されるトークンは『闇属性かつ【閃刀姫】の名前を持つ』ため、テーマ内全ての【閃刀姫】リンクモンスターのリンク素材とすることができます。

『リリース』以外には特にトークンの使用に関しての制限は設けられていないため、【閃刀姫】リンクモンスター以外のリンク召喚の素材として用いることも可能。

閃刀機せんとうき-ウィドウアンカー

【速攻魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る事ができる。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る事ができる

このカードは速攻魔法カードなので、相手ターン中にも発動可能。

フリーチェーンでモンスター効果を無効化できるので使い勝手が良いです。

また、墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、『効果を無効にしたモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る』ことができます。

リンク2以上のモンスターを奪えば展開力の乏しい【閃刀姫】デッキでもリンク3以上のリンク召喚へと繋げやすくなります。

または奪ったモンスターを【閃刀空域-エリアゼロ】、【閃刀機関-マルチロール】の効果で墓地へ送り除去するという戦法もあります。

閃刀機せんとうき-シャークキャノン

【速攻魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、除外せずにそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できない。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、除外せずにそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できない。

このカードは速攻魔法なのでこの効果をフリーチェーンで発動可能。

相手の墓地のモンスターをフリーチェーンで除外できるため、相手が墓地を活用するデッキなら上手く機能するでしょう。

墓地に魔法カードが3枚上存在する場合には代わりに『相手の墓地のモンスター1体を自分フィールドへ特殊召喚する』ことも可能。

高い攻撃力や守備力を持つモンスターを展開して壁モンスターとすることもできますし、リンク2以上のモンスターを蘇生してリンク3以上のリンク召喚へと繋げる選択肢もあります。

『蘇生』か『除外』と選択肢が大幅に増えるのが強み。

閃刀術式せんとうじゅつしき-アフターバーナー

【通常魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

表側表示のモンスター1体を破壊する効果。

墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合は更に『フィールドの魔法・罠カードを対象に取らずに1枚破壊する』ことができます。

1枚の魔法カードで最大2枚のカードを除去できるためアドバンテージの差がつけやすいです。

閃刀術式せんとうじゅつしき-ジャミングウェーブ

【通常魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。

セットされた魔法・罠カード1枚を破壊する効果。

墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合は更に『フィールドのモンスター1体を対象に取らずに破壊する』ことができます。

【閃刀術式-アフターバーナー】とは対照的な効果となっていますね。

同じく墓地に魔法カードが3枚以上魔法カードが存在すれば1枚で2枚のカードを破壊できるカードなので相手とのアドバンテージを付けやすいです。

閃刀機せんとうき-イーグルブースター

【速攻魔法】

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターは自身以外のカードの効果を受けない。
自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、さらにこのターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。

(1):自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターは自身以外のカードの効果を受けない。
自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、さらにこのターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。

メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合しか発動できないため、基本的にはエクストラモンスターゾーンのモンスターを対象に発動することになります。

対象としたモンスターはカードの効果を受け付けなくなるため、【閃刀姫】リンクモンスターの効果を確実に通したい場合に便利。

例えば【閃刀姫-シズク】のサーチ効果が発動した際に相手が【灰流うらら】の効果でその発動を無効化しようとした際、このカードを【閃刀姫-シズク】を対象として発動すれば【灰流うらら】の効果を受け付けなくなりそのまま【閃刀】カードのサーチが可能となります。

【閃刀姫】以外のモンスターも対象に取れるため汎用性は高め。

また、墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合は『追加で戦闘破壊体制も付与』します。

【閃刀姫】モンスターは攻撃力が1500で統一されており低めなので、この耐性付与の効果は高いといえます。

★【閃刀】魔法カードについての重要なポイント

  • メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合のみ発動可能
  • 発動時、墓地に魔法カードが3枚以上あれば追加効果を発動!

■【閃刀姫】デッキの基本的な回し方

序盤では【閃刀起動-エンゲージ】での【閃刀】カードのサーチ、【閃刀空域-エリアゼロ】での【閃刀】カードのサーチなどを行い手札を補充しつつ墓地へ魔法カードを貯めます。

次に【閃刀姫-レイ】をフィールドへ展開し、【閃刀姫-レイ】を素材として状況に合わせた【閃刀姫】リンクモンスターを展開、その後は【閃刀姫】リンクモンスターを素材として状況に合わせた【閃刀姫】リンクモンスターを展開していきます。
墓地の【閃刀】魔法カードが回収したい場合は【閃刀姫-カガリ】、墓地肥やしを行いたい場合は【閃刀姫-ハヤテ】、【閃刀】魔法カードのサーチを行いたい場合は【閃刀姫-シズク】等・・・。

【閃刀姫】リンクモンスターが除去された場合、墓地に存在する【閃刀姫-レイ】を自身の効果で蘇生し、そのまま【閃刀姫】リンクモンスターを展開し、常にメインモンスターゾーンは空けておきます。

【閃刀】魔法カードで相手とのアドバンテージに差をつけつつ、【閃刀姫】モンスターでのビートダウンで勝利を目指すのが【閃刀姫】デッキの基本的な戦術となります。

ここで紹介した回し方はテーマの基本的な回し方しか書いていません。実際にデッキを回しながら細かいデッキの特徴や戦術を見つけてみましょう。

おわりに

以上、【閃刀姫】デッキの簡易的な解説でした。

もしデッキを組みたいと思った方は、【閃刀姫】デッキを組む際に一緒に買った方が良い相性が良いカードについて書いた記事もあるので、こちらの記事を参考にしてみてください。

【閃刀姫】サポート

また、優勝しているデッキレシピが気になるという方はこちらの記事をどうぞ。

【閃刀姫】優勝デッキレシピ

コメント

  1. 持ちデッキ最強は結局Kozmoだって、はっきりわかんだね より:

    記事作成お疲れ様です!そしてありがとうございます!
    DBDS発売当日に閃刀姫を組もうと意気揚々とカードショップに行ったはいいものの、
    エンゲージ1600円・カガリ1000円で組むのを一時断念してしまいました…

    まずはヴァンパイアを組んで友人と遊ぼうと思います。

    蛇足ですが、
    もしハーキュリーベースを採用するなら、アームズ・ホールを
    一緒に採用すると、墓地肥やししつつサーチできて良いかもです。

    墓地肥やし、と言う点では芝刈りやモンスターゲート、名推理もありかと思います。

    • コメンタ より:

      いえいえ、少し遅くなってしまって申し訳ありませんm(_ _)m
      閃刀姫は今回のパックの当たり枠なので組むのは大変そうですよねぇ・・・
      ヴァンパイアの記事も書ければ書きたいと思います!

      沢山のカード紹介ありがとうございます。
      紹介して頂いたカードは【閃刀姫】デッキと相性が良いカードの記事に追加させていただきますー😉

  2. njawart より:

    ありがとうございました。