はじめに
『【インフェルノイド】ってどんなテーマ?』
『【インフェルノイド】どんな戦い方をするデッキなの?』
この記事はそんな方へ向けて書かれた簡易的なテーマ解説記事です。
重要度が低いカードについては解説を省くことがございますが、ご了承ください。
目次ごとに項目が分かれていますので、自分の読みたい箇所のみをチェックすることもできます。
『【インフェルノイド】はどんなデッキか知ってるけど、どんなカードと相性が良いのかが分からない』という方はこちらの記事を。
また、『どんなテーマかはさておき、優勝してるデッキレシピが見たいよ!』という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
■テーマに存在するカードの種類
まずはテーマ内に何種類のカードが存在するかを確かめましょう。
モンスターカード:11種類
魔法カード:4種類
罠カード:4種類
エクストラモンスター:1種類
合計:20種類
全部で【インフェルノイド】に関連する効果を持つカードは20種類あります。
今回の記事では、デッキを組む際に採用されることが多い、特に重要度が高い14種類のカードに絞り、解説を行います。
モンスターカード:10種類
魔法カード:2種類
罠カード:1種類
エクストラモンスター:1種類
合計:14種類
■【インフェルノイド】モンスターについて
下級【インフェルノイド】と上級【インフェルノイド】
紹介する【インフェルノイド】モンスターは10種類存在します。
最初に注目してもらいたいのが【インフェルノイド】モンスターのレベル。
レベルは統一されておらず、1から10までの間でバラバラになっています。
このブログでは【インフェルノイド】をレベルごとに分類し、レベル1~4までを下級インフェルノイド、レベル5~8までを上級インフェルノイド、レベル9~10までを最上級インフェルノイドとします。
【インフェルノイド】モンスターをフィールドに展開する方法
前提として、【インフェルノイド】モンスターの殆どは通常召喚することができません。
ではどのようにフィールドに展開するかというと・・・。
手札または墓地の【インフェルノイド】モンスターを除外し、手札または墓地からフィールドへ特殊召喚します。
レベルが1から4までの下級【インフェルノイド】モンスターは墓地の【インフェルノイド】を1体除外するだけでフィールドへ特殊召喚できますが、手札からしか特殊召喚できません。
上級【インフェルノイド】モンスターは2体以上の【インフェルノイド】モンスターを墓地から除外しなければフィールドへ特殊召喚できませんが、手札からだけでなく、墓地からも特殊召喚することができます。
相手の墓地のカードを除外する共通効果
【インフェルノイド】モンスターの殆どが、相手の墓地のカードを除外する効果を持ちます。
下級【インフェルノイド】と上級【インフェルノイド】では効果が微妙に違うので、最初に確認しておきましょう。
まずは下級【インフェルノイド】の相手の墓地のカードを除外する効果。
そのカードを除外する。
相手ターン中であれば任意のタイミングで発動可能な効果。
自分フィールド上のモンスターをリリースし、相手の墓地のカード1枚を除外します。
相手が自分の墓地のカードを対象とするカード効果を発動した際、その対象としたカードをこの効果で除外することで、相手のカード効果を不発に終わらせることもできる便利な効果です。
次に、上級【インフェルノイド】が持つ相手の墓地のカードを除外する効果を確認しましょう。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
自分フィールド上のモンスターをリリースして相手の墓地のカードを除外する点は同じですね。
しかし、上級【インフェルノイド】はこの効果をフリーチェーンで発動することができます。
また、この効果の発動コストとして【インフェルノイド】モンスターをリリースした場合、【インフェルノイド】モンスターは墓地へ送られ、上級【インフェルノイド】は蘇生可能に、下級【インフェルノイド】は除外要因として機能するので無駄がありません。
下級【インフェルノイド】モンスターのカードテキスト及び解説
ここでは、手札または墓地の【インフェルノイド】モンスターを1体除外し、手札から特殊召喚可能な下級【インフェルノイド】モンスターの効果テキストを確認します。
展開条件及びに相手の墓地のカードを除外する効果については共通する効果のため、解説を省かせていただきます。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
この効果の発動に対して対象のカードを発動できない。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
この効果の発動に対して対象のカードを発動できない。
セットされたカード1枚をデッキバウンスする起動効果。
この効果にチェーンを組むことはできないため、確実にカードを除去できます。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
先程の【インフェルノイド・シャイターン】とは対照的に表側表示のカード1枚をバウンスする効果。
チェーンを封じる効果はありませんが、モンスターは表側表示で存在することが多く、モンスター除去としてはこちらの効果の方が扱いやすいでしょう。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
そのモンスターを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
攻撃権を破棄する代わりにフィールド上のモンスター1体を破壊できます。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
そのカードを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
こちらは【インフェルノイド・ルキフグス】とは対照的に、攻撃権を破棄する代わりにフィールドの魔法・罠カードを1枚除去できます。
★下級【インフェルノイド】モンスターについておさらい
- 通常召喚できない
- 手札または墓地の【インフェルノイド】を1体除外し、手札から特殊召喚できる
- 相手ターンに自分フィールド上のモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を除外できる
上級【インフェルノイド】モンスターのカードテキスト及び解説
ここでは、墓地の【インフェルノイド】モンスターを1体除外し、手札または墓地から特殊召喚可能な上級【インフェルノイド】モンスターの効果テキストを確認します。
展開条件及びに相手の墓地のカードを除外する効果については共通する効果のため、解説を省かせていただきます。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手はエクストラデッキからモンスター1体を選んで除外する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
固有効果はあまり強力なものでは無いのですが、このカードの強みはレベル6であるという点。
後半に解説する【インフェルノイド・デカトロン】と【煉獄の狂宴】とのシナジーがあります。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが相手モンスターを攻撃したバトルフェイズ終了時に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで除外する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで除外する。
フィールドのカード1枚を対象に取らずに除外という強力な方法で除去できます。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
攻撃力が2800ポイントと高いため、状況によってはこのカード1体で相手のライフを一気に削り取ります。
★上級【インフェルノイド】モンスターについておさらい
- 通常召喚できない
- 手札または墓地の【インフェルノイド】を2体除外し、手札または墓地から特殊召喚できる
- フリーチェーンで自分フィールド上のモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を除外できる
最上級【インフェルノイド】モンスターのカードテキスト及び解説
ここでは、墓地の【インフェルノイド】モンスターを3体除外し、手札または墓地から特殊召喚可能な最上級【インフェルノイド】モンスターの効果テキストを確認します。
フィールドへの展開条件に関する効果の解説は省きます。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
「煉獄」カード以外のフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし除外する。
「煉獄」カード以外のフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
基本的に【煉獄】魔法・罠カードは永続魔法・罠カード、またはフリーチェーンで発動できるものが多いため、テーマ内の魔法・罠カードを無駄に破壊することは少ないです。
その発動を無効にし除外する。
このモンスターは自分フィールド上のモンスターをリリースし、相手の墓地のカードを除外する効果を持ちません。
その代わりにこの自分フィールド上のモンスターをリリースし、モンスター効果の発動を無効にして除外する固有効果を持ちます。
発動を無効にするだけでなく除外するため、モンスターを墓地で活用されることがありません。
【炎属性/悪魔族/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター3体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし除外する。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊する。
自分、相手を問わずにこのカード以外のモンスターを全て破壊します。
その発動を無効にし除外する。
【インフェルノイド・リリス】と同じく共通の効果ではなく、固有の効果を持ちます。
また、こちらは魔法・罠カードの発動を無効化して除外します。
★最上級【インフェルノイド】モンスターについておさらい
- 通常召喚できない
- 手札または墓地のインフェルノイドを3体除外し、手札または墓地から特殊召喚できる
- 相手の墓地のカードを除外する効果を持たない
- カード効果が発動した際、自分フィールド上のモンスターをリリースし、その発動を無効にして除外できる
共通効果を持たない【インフェルノイド・デカトロン】
【炎属性/悪魔族/チューナー/効果】
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「インフェルノイド・デカトロン」以外の「インフェルノイド」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルをそのモンスターのレベル分だけ上げ、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
このモンスターは他の【インフェルノイド】モンスターとは違い、通常召喚することができます。
また、チューナーモンスターでもあるので、他の【インフェルノイド】モンスターと共に【水晶機巧-ハリファイバー】のリンク召喚や、シンクロ召喚へと繋げられるのも強み。
デッキから「インフェルノイド・デカトロン」以外の「インフェルノイド」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルをそのモンスターのレベル分だけ上げ、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
【インフェルノイド】デッキでは重要な墓地肥やしを行いつつ、墓地へ送った【インフェルノイド】モンスターのレベルと効果をコピーします。
【インフェルノイド】モンスターはフィールドに展開しにくい代わりに強力な効果を持ちますが、このカードは通常召喚でフィールドへ展開できるにも関わらず、モンスター効果は強力な【インフェルノイド】モンスターの効果を使用できます。
また、レベルの変動効果も様々なシンクロ、エクシーズ召喚へ繋げられる要因となるため、非常に優秀なモンスターであるといえます。
■【煉獄】魔法・罠カードで【インフェルノイド】をサポート
【インフェルノイド】デッキを組む上で欠かせないのが【煉獄】魔法・罠カード!
【煉獄】魔法・罠カードは【インフェルノイド】をサポートする効果を持ちます。
【煉獄】魔法・罠カードの効果テキスト及び解説
【永続魔法】
「煉獄の消華」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨ててこの効果を発動できる。
デッキから「煉獄の消華」以外の「煉獄」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「インフェルノイド」モンスター以外のモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(2):自分の「インフェルノイド」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に、魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
その戦闘を行ったお互いのモンスターを除外する。
デッキから「煉獄の消華」以外の「煉獄」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「インフェルノイド」モンスター以外のモンスターを召喚・特殊召喚できない。
主に扱うのはこの(1)の効果。
手札コスト1枚でデッキから【煉獄】魔法・罠カードをサーチすることができます。
この効果では主に【煉獄の虚夢】、【煉獄の狂宴】のどちらかのカードをサーチします。
手札コストに関しては、【インフェルノイド】モンスターは墓地に存在しても手札に存在してもあまり変わらないため、手札コストには困らないでしょう。
【永続魔法】
(1):自分フィールドの元々のレベルが2以上の「インフェルノイド」モンスターは、レベルが1になり、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(2):表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札・フィールドから、「インフェルノイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、自分のデッキのモンスターも6体まで融合素材とする事ができる。
【インフェルノイド】モンスターは自分フィールド上のレベル・ランクの合計が8以下の時しか特殊召喚することができないため、その制限を気にすることなく【インフェルノイド】モンスターをフィールドへ特殊召喚することができるようになります。
自分の手札・フィールドから、「インフェルノイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、自分のデッキのモンスターも6体まで融合素材とする事ができる。
次に解説する融合モンスター【インフェルノイド・ティエラ】を融合召喚する効果。
相手のみがエクストラデッキからモンスターを展開していれば融合素材をデッキから調達できるため、基本的にはその状況を狙います。
【インフェルノイド・ティエラ】の融合素材は『【インフェルノイド・ネヘモス】+【インフェルノイド・リリス】+【インフェルノイド】モンスター1体以上』なので、デッキから融合素材を調達できるとなれば、一気に6体の【インフェルノイド】モンスターをデッキから墓地へ送ることができます。
【炎属性/悪魔族/融合/効果】
「インフェルノイド・ネヘモス」+「インフェルノイド・リリス」+「インフェルノイド」モンスター1体以上
(1):このカードが融合召喚に成功した時に発動できる。
その融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●3種類以上:お互いはそれぞれ自分のエクストラデッキからカードを3枚選んで墓地へ送る。
●5種類以上:お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
●8種類以上:お互いはそれぞれ除外されている自分のカードを3枚まで選んで墓地へ戻す。
●10種類以上:お互いの手札のカードを全て墓地へ送る。
通常であれば調達が難しい融合素材ですが、【煉獄の虚夢】を発動することでデッキから融合素材を調達することができます。
その融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
自分のエクストラデッキから好きなカードを3枚墓地へ送ることができます。
送る候補としては除外要因として活躍できるもう一体の【インフェルノイド・ティエラ】、墓地へ送られるだけでフィールドのカード1枚を破壊できる【旧神ヌトス】、墓地のカードと共にエクストラデッキへ舞い戻る【PSYフレームロード・Ω】などが代表的。
特にこのカードはレベルが高く、フィールドに存在すると後続の【インフェルノイド】の展開を妨げる原因になるため、自分の【旧神ヌトス】の効果でフィールドへ出たこのカードをすぐに破壊することもあります。
ランダム性の高い墓地肥やし効果。相手の墓地肥やしも手伝ってしまうのが難点。
【煉獄の虚夢】の(2)の効果では最大6体の融合素材をデッキから調達できるため、この効果の発動までは狙いやすいでしょう
次の8種類以上の効果からは発動を狙うのが難しくなります。
【インフェルノイド】は墓地の【インフェルノイド】モンスターを除外してフィールドへ展開されるため、リソースの回復となります。
【インフェルノイド】モンスターは手札と墓地のどちらに存在してもあまり変わらないため、自分への影響は相手に比べると少ないでしょう。
【通常罠】
(1):手札及び自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードの中から、「煉獄」魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
レベルの合計が8になるように、デッキから「インフェルノイド」モンスターを3体まで選んで召喚条件を無視して特殊召喚する。
レベルの合計が8になるように、デッキから「インフェルノイド」モンスターを3体まで選んで召喚条件を無視して特殊召喚する。
コストとして【煉獄】カードを墓地へ送ることで発動可能な通常罠カード。
本来なら墓地の【インフェルノイド】モンスターを除外しなければフィールドへ展開できない【インフェルノイド】モンスターを一気に最大3体も特殊召喚できます。
中でも特殊召喚したいのは墓地肥やしをしつつ【インフェルノイド】の強力な効果をコピーできる【インフェルノイド・デカトロン】。
最大3体まで特殊召喚で、レベル1である【インフェルノイド・デカトロン】を2体特殊召喚するとなると、残り1体はレベル6である【インフェルノイド・ベルフェゴル】となります。
そのため、【インフェルノイド・デカトロン】を【煉獄の狂宴】でフィールドへ2体特殊召喚するために、効果が扱いづらい【インフェルノイド・ベルフェゴル】をデッキへ採用することがあります。
■【インフェルノイド】デッキの基本的な回し方
墓地に【インフェルノイド】モンスターが存在しないと【インフェルノイド】モンスターは展開できないため、まずは墓地肥やしをします。
- 【煉獄の虚夢】でデッキから【インフェルノイド】を融合素材として墓地へ送り、【インフェルノイド・ティエラ】を融合召喚
- 【隣の芝刈り】【モンスター・ゲート】【名推理】などによる墓地肥やし
- 【煉獄の狂宴】で【インフェルノイド・デカトロン】を展開し、モンスター効果での墓地肥やし
などなど・・・。
墓地肥やしが出来たら墓地の【インフェルノイド】を除外しながらフィールドへ【インフェルノイド】モンスターを展開します。
自分フィールド上のモンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時しか【インフェルノイド】はフィールドに展開できないため、エクシーズ召喚、リンク召喚などで合計値を調整。
そして展開した【インフェルノイド】モンスターの効果を駆使しながら相手のライフを削るのが基本的な戦略となります。
共通効果で相手の墓地のカードを除外できるため、墓地を活用するデッキに対しても強いです。
ここで紹介した回し方はテーマの基本的な回し方しか書いていません。遊戯王には数え切れない戦術があるため、実際にデッキを回しながらデッキの特徴や戦術を見つけてみましょう。
おわりに
以上、【インフェルノイド】デッキの簡易的な解説でした。
もしデッキを組みたいと思った方は、【インフェルノイド】デッキを組む際に一緒に買った方が良い相性が良いカードについて書いた記事もあるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、優勝しているデッキレシピが気になるという方はこちらの記事をどうぞ。
コメント
ティエラは未来融合で出すのが手っ取り早くていい。召喚の妨害よりも一気にデッキから墓地にカード遅れることが重要だし。
そろそろ左腕の代償を再録してくれませんかね?
左腕の代償はもしかしたらレアリティーコレクションに再録されるかもしれませんね~
俺もシャドウ・ディストピアー入れて組むかな