はじめに
『【月光】ってどんなテーマ?』
『【月光】どんな戦い方をするデッキなの?』
この記事はそんな方へ向けて書かれた簡易的なテーマ解説記事です。
『【ムーンライト】はどんなデッキか知ってるけど、どんなカードと相性が良いのかが分からない』という方はこちらの記事を。
また、『どんなテーマかはさておき、優勝してるデッキレシピが見たいよ!』という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
■今回の記事で解説するカードについて
まずはじめにテーマ内には何種類のカードが存在するのかを確認してみましょう。
現在、【ムーンライト】に関連する効果を持ったテーマカードは以下の通りとなります。
モンスターカード:10種類
魔法カード:2種類
罠カード:2種類
エクストラモンスター:4種類
合計:18種類
全部で【月光】に関連する効果を持つカードは18種類あります。
今回の記事では特に重要度が高い16種類のカードに絞り、解説を行います。
モンスターカード:9種類
魔法カード:2種類
罠カード:1種類
エクストラモンスター:4種類
合計:16種類
1,【ムーンライト】融合モンスターについて解説
まずはじめにこのデッキの切り札となる4体の融合モンスターについての解説を行います。
【闇属性/獣戦士族/融合/効果】
「ムーンライト」モンスター×2
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1にこのカード以外の自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体をリリースして発動できる。
このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
(3):このカードの攻撃宣言時に発動する。
相手に100ダメージを与える。
特定のモンスターを指定せず、テーマ内のモンスター2体を素材として融合召喚可能。
このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
【ムーンライト】モンスター1体をリリースすることで、相手フィールド上のモンスター全てに『一度だけ戦闘で破壊されない耐性を付与』し、このカード自身には『相手フィールド上のモンスター全てへ2回攻撃できる状態』を付与します。
相手フィールド上のモンスターへ一度限りではあっても戦闘破壊耐性を付与するのはデメリットのように見えますが、このカードで同じモンスターへ対して2回攻撃が可能なため、2回目の攻撃で破壊することができます。
つまりこの効果は『戦闘ダメージをかさ増しするための効果』であると言えます。
相手フィールド上にこのカードで戦闘破壊可能なモンスターが多く存在する状況なら、相手フィールド上を一掃しつつ大きな戦闘ダメージを与えることが可能となります。
ただしこのカードの元々の攻撃力は2400ポイントとあまり高くないため、制圧力はそこまで高くありません。
相手に100ダメージを与える。
与えるダメージは地味ですが、発動条件が『このカードの攻撃宣言時』なので、(2)の効果で攻撃回数を増やした状況であれば馬鹿にできないバーンダメージとなるでしょう。
【闇属性/獣戦士族/融合/効果】
「月光舞猫姫」+「ムーンライト」モンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に発動できる。
このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動する。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで200アップする。
融合素材:「月光舞猫姫」+「ムーンライト」モンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
先程の【月光舞猫姫】と任意の【ムーンライト】モンスター1体を融合素材として融合召喚可能。
このカードは攻撃力は高いため、効果破壊耐性は有用であると言えるでしょう。
このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。
【月光舞猫姫】とほぼ同じ効果ですが、効果の発動コストを必要とせず、更に攻撃力も2800ポイントと高く設定されているため、【月光舞猫姫】よりも強力に効果を使いこなすことができます。
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで200アップする。
攻撃力の上昇値は200と地味、かつ効果の継続はバトルフェイズ終了時までと短いですが、このカードは『相手モンスター全てに攻撃可能』であるため、一時的ではあっても高い攻撃力の上昇が期待できます。
また、このカードは『1体のモンスターへ2回攻撃を行い戦闘ダメージを増やす』という性質を持っているため、高い攻撃力を得ることはそのままより大きな戦闘ダメージを与えることに繋がります。
【闇属性/獣戦士族/融合/効果】
「月光舞豹姫」+「ムーンライト」モンスター×2
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):1ターンに1度、このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。
先程の【月光舞豹姫】と【ムーンライト】モンスター2体を融合素材として融合召喚可能。
【ムーンライト】融合モンスターの中でも特に強力な耐性を持ち、安全に戦闘を行うことが可能。
【月光舞豹姫】や【月光舞猫姫】のように『相手フィールド上のモンスター全てに攻撃』を行うことはできませんが、毎ターン安定して2回の攻撃を行えるのが強み。
このカードの攻撃力は3500ポイントと高いため、ダイレクトアタックが可能な状況なら7000もの戦闘ダメージを1ターン中に与えることが可能です。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
相手が特殊召喚に依存するデッキなら、このカードの一度の攻撃で相手フィールド上のモンスターを一掃することができます。
【月光舞豹姫】や【月光舞猫姫】のように『相手フィールド上のモンスター全てに攻撃』ができなくとも相手フィールド上のモンスターを全て除去可能なポテンシャルを持っています。
【闇属性/獣戦士族/融合/効果】
「ムーンライト」モンスター×3
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(2):このカードは相手の効果の対象にならない。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで3000アップする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
素材の指定数は3体と多いですが、特定のモンスターを指定せず、テーマ内のモンスター3体で融合召喚可能。
お互いの墓地及び除外されている『獣戦士族』モンスターの数×200ポイントの数値を自身に加えます。
【ムーンライト】モンスターは全て『獣戦士族』なので、このカードを融合召喚する時点で最低でも600ポイントの攻撃力が加算されることになります。
また、相手プレイヤーも『獣戦士族』のモンスターを扱うデッキであればより高い攻撃力の上昇が期待できます。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで3000アップする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
墓地のこのカードを除外することで融合モンスターの攻撃力を一時的に強化する効果。
強化する数値は3000ポイントと非常に高いため、複数回の攻撃が可能な【ムーンライト】モンスターを対象としてこの効果を使用すればより効果的です。
★【ムーライト】融合モンスターについておさらい
【ムーンライト】融合モンスターはこのテーマのメインアタッカーとなる存在であり、【ムーンライト】モンスターを融合素材とすることで融合召喚することができます。
高い攻撃力、そして複数回の攻撃が可能なモンスター効果を持つため、相手のライフポイントを一気に削り切れるポテンシャルを持っているのが【ムーンライト】融合モンスターの強みとなります。
2,【ムーンライト】モンスターについて解説
ここではメインデッキの【ムーンライト】融合モンスターの融合召喚をサポートする、9体の【ムーンライト】モンスターについて解説を行います。
【闇属性/獣戦士族/効果】
●「月光黒羊」以外の自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
●デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。
「月光黒羊」以外の、自分のエクストラデッキの表側表示の「ムーンライト」Pモンスター
または自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
●「月光黒羊」以外の自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
●デッキから「融合」1枚を手札に加える。
手札からこのカードを捨てることで、【ムーンライト】融合モンスターの融合召喚に必要となる【融合】をサーチすることが可能。
「月光黒羊」以外の、自分のエクストラデッキの表側表示の「ムーンライト」Pモンスターまたは自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。
融合素材となった場合には【ムーンライト】モンスターを回収することによって融合召喚の消費を抑えます。
【闇属性/獣戦士族/効果】
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「ムーンライト」カードの数まで、相手フィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
ATK/800 DEF/800
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
テーマ内のモンスターであれば特にデメリット無しで釣り上げ可能な便利な効果。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(1)の効果で【ムーンライト】モンスターを蘇生した際には最低でも1枚の魔法・罠カードをバウンス可能。
【闇属性/獣戦士族/効果】
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このターン、このカードを融合素材とする場合、墓地へ送ったそのモンスターの同名カードとして融合素材にできる。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地の「融合」1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(3):このカードが除外された場合に発動できる。
このターン、相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。
このターン、このカードを融合素材とする場合、墓地へ送ったそのモンスターの同名カードとして融合素材にできる。
デッキまたはエクストラデッキから任意の【ムーンライト】モンスターを墓地へ送り、その墓地へ送ったモンスターと同名の融合素材となることができる効果。
この効果によって【ムーンライト】融合モンスターを融合素材として指定している【ムーンライト】融合モンスターを融合召喚しやすくなります。
例えば本来なら融合モンスターである【月光舞猫姫】を融合素材にしなければ融合召喚できない【月光舞豹姫】であっても、【月光彩雛】を【月光舞猫姫】の代わりとして融合素材に使用できます。
そのカードを手札に加える。
基本的にはこのカードを融合素材として融合召喚した際にこの効果を発動し、次の融合召喚に備えます。
このターン、相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。
相手のバトルフェイズ中の効果の発動全てを封じるため、【ムーンライト】モンスターの攻撃を安全に行うことが可能となります。
【Pスケール:青1/赤1】
この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分のフィールド・墓地から、「ムーンライト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
【光属性/獣戦士族/ペンデュラム/効果】
自分のフィールド・墓地から、「ムーンライト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
素材となるモンスターは全て除外されてしまいますが、フィールドだけでなく墓地からも融合素材を調達でき、かつ【融合】魔法カード無しで融合召喚を行える非常に便利なペンデュラム効果。
【Pスケール:青5/赤5】
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
【光属性獣/戦士族/ペンデュラム/効果】
「月光虎」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
そのモンスターを特殊召喚する。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
ノーコストで墓地の【ムーンライト】モンスターを蘇生可能。
蘇生したモンスターは『攻撃不可』、『効果無効化』、『エンドフェイズ時に破壊』と様々なデメリットを付与されるため、基本的には融合素材となる【ムーンライト】モンスターを蘇生することになります。
また、この蘇生効果には名称を指定した効果の発動回数制限が設けられていないため、このカードを何らかのカード効果で手札に戻した際や、もう一枚の【月光虎】などを発動した際にはもう一度この蘇生効果を発動することが可能となります。
【闇属性/獣戦士族/効果】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「ムーンライト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
基本的に手札に戻しても損失が少ない【ムーンライト】ペンデュラムモンスターを手札に戻しつつ、このカードを展開します。
デッキから「ムーンライト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
融合素材として墓地へ送られた際や、他のカード効果によって墓地へ送られた際に効果を発動可能。
デッキから任意の【ムーンライト】魔法・罠カードを手札に加えることができます。
【闇属性/獣戦士族/効果】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
手札から「ムーンライト」カード1枚を墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「月光翠鳥」以外のレベル4以下の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
手札から「ムーンライト」カード1枚を墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。
手札入れ替えの効果。
墓地でも有効活用可能な【ムーンライト】カードを墓地へ送りつつ手札交換します。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
効果でこのカードが墓地へ送られた際、墓地だけでなく除外されている下級【ムーンライト】モンスター1体をフィールドへ展開可能。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化されるため、基本的には融合素材としての運用となります。
【闇属性/獣戦士族/効果】
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。
(2):自分フィールドの「ムーンライト」モンスターを対象とする
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし、お互いのプレイヤーは1000LP回復する。
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。
効果で墓地へ送られた際に相手フィールド上のモンスターの攻撃力を0にできる誘発効果。
1体のモンスターへ2回の攻撃が可能である【月光舞猫姫】や【月光舞豹姫】等で攻撃すれば、大きな戦闘ダメージを相手に与えることが可能となります。
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし、お互いのプレイヤーは1000LP回復する。
お互いのライフポイントを回復するというデメリットはありますが、【ムーンライト】モンスターを守ることができます。
【闇属性/獣戦士族/効果】
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
自身の展開時に【ムーンライト】モンスターの攻撃力を大幅に強化できる誘発効果。
基本的には複数回の攻撃が可能な【ムーンライト】融合モンスターを対象としてこの効果を発動することになります。
デッキから「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
自身が除去された際にデッキから任意の【ムーンライト】モンスターを展開可能な誘発効果。
この効果によって【月光蒼猫】を特殊召喚することも可能なので、相手の複数回の攻撃を防ぐことも可能。
★【ムーンライト】モンスターについておさらい
【ムーンライト】モンスターは『フィールドへの【ムーンライト】モンスターの展開』、『融合素材の代用』、『【融合】魔法カードのサーチ』など、様々な方法で『【ムーンライト】融合モンスターを融合召喚するのを補助』します。
中には【ムーンライト】融合モンスターの戦闘を補助する【ムーンライト】モンスターも存在します。
総じて『【ムーンライト】融合モンスターをサポートする』のがメインデッキの【ムーンライト】モンスターであると考えましょう。
3,【ムーンライト】サポート魔法・罠カードについて解説
ここでは【ムーンライト】デッキをサポートする効果を持った3枚の魔法・罠カードについての解説を行います。
【通常魔法】
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。
そのモンスターを特殊召喚する。
【ムーンライト】限定の蘇生カード。
メインデッキの【ムーンライト】モンスターだけでなく、一度融合召喚したモンスターであれば【ムーンライト】融合モンスターも蘇生可能。
デッキから「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。
墓地のこのカードの除外に加えて手札コスト1枚を墓地へ送ることで、デッキから【ムーンライト】モンスターをサーチ可能。
【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
相手フィールドに、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合には自分のデッキ・EXデッキの「ムーンライト」モンスターも1体まで融合素材とする事ができる。
相手フィールドに、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合には自分のデッキ・EXデッキの「ムーンライト」モンスターも1体まで融合素材とする事ができる。
通常の条件で発動するだけでは『手札・フィールド』からしか融合素材を調達できませんが、相手フィールド上にエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合には、『デッキまたはエクストラデッキのモンスターを1体』を融合素材として調達可能となります。
これにより融合モンスターを融合素材として指定している【ムーンライト】モンスターも容易に融合召喚可能となります。
【永続罠】
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
以下の効果を適用する。
●相手フィールドに「ムーンライト・トークン」(獣戦士族・闇・星4・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
●対象のモンスターの攻撃力は相手フィールドのモンスターの数×500アップする。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札を1枚選んで墓地へ送り、デッキから「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
手札を1枚選んで墓地へ送り、デッキから「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。
2つの効果を持つ罠カードですが、【ムーンライト】デッキで特に重要となるのがこの(2)の効果。
墓地のこのカードを除外し、更に手札のカード1枚を墓地へ送ることでデッキから【ムーンライト】モンスター1体を特殊召喚できます。
手札から墓地へ送られるカードは発動コストではなく『効果によって墓地へ送られる』ことになるため、効果によって墓地へ送られた際に効果を発揮する【ムーンライト】モンスターと相性が良いです。
★【ムーンライト】サポート魔法・罠カードについてのおさらい
【月光香】は【ムーンライト】モンスターの蘇生及びに【ムーンライト】モンスターのサーチを行うことができ、融合召喚の準備を整えることができます。
【ムーンライト】融合モンスターの蘇生も行えるため、序盤終盤を問わずに活躍できるカードですが、カード名に【ムーンライト】を含まないのが弱点。
【月光融合】は相手フィールド上にエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合は1体だけ融合素材をデッキまたはエクストラデッキから調達できる【ムーンライト】専用の融合魔法カード!
【月光小夜曲舞踊】は2つの効果を持つ罠カードですが、基本的に扱うのは墓地で発動する(2)の効果。
手札のカード1枚を効果で墓地へ送りつつ、デッキから任意の【ムーンライト】モンスターを特殊召喚できます。
4,【月光】デッキ全体のおさらい&基本的な回し方
まずはデッキの主役である【ムーンライト】融合モンスターを融合召喚するための準備を整えます。
融合召喚を行うためにはまず素材となるモンスターを用意する必要があります。
【月光香】の墓地効果によるサーチ、【月光虎】による【ムーンライト】モンスターの蘇生、【月光小夜曲舞踊】の墓地効果によるデッキからの【ムーンライト】モンスターの展開など、様々なカード効果によって【ムーンライト】モンスターへとアクセスします。
次に融合召喚に必要となる【融合】、【月光狼】、【月光融合】等のカードを手札に加えます。
これらのカードはテーマ内のカード効果によって容易にサーチ可能。
融合召喚を行う効果を持ったカードを発動し、【ムーンライト】融合モンスターを融合召喚します。
展開した【ムーンライト】融合モンスターの戦闘を【月光蒼猫】、【月光紅猫】等のカードでサポートしつつ、【ムーンライト】融合モンスターでビートダウンして勝利を目指すのが【ムーンライト】デッキの基本的な戦術となります。
おわりに
以上、【月光】デッキの簡易的な解説でした。
もしデッキを組みたいと思った方は、【月光】デッキを組む際に一緒に買った方が良い相性が良いカードについて書いた記事もあるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、実際に優勝しているデッキレシピが気になるという方はこちらの記事をどうぞ。
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