はじめに
『【PSYフレーム】ってどんなテーマ?』
『【PSYフレーム】どんな戦い方をするデッキなの?』
この記事はそんな方へ向けて書かれた簡易的なテーマ解説記事です。
『【PSYフレーム】はどんなデッキか知ってるけど、どんなカードと相性が良いのかが分からない』という方はこちらの記事を。
また、『どんなテーマかはさておき、優勝してるデッキレシピが見たいよ!』という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
■【PSYフレーム】デッキについての概要
使用する主な召喚方法:シンクロ召喚、リンク召喚
主な戦術:【PSYフレーム】カードで相手のプレイの妨害
勝利方法:ビートダウン
■テーマに存在するカードの種類
まずはじめにテーマ内には何種類のカードが存在するのかを確認してみましょう。
現在、【PSYフレーム】に関連する効果を持ったテーマカードは以下の通りとなります。
モンスターカード:7種類
魔法カード:1種類
罠カード:2種類
エクストラモンスター:3種類
合計:13種類
全部で【PSYフレーム】に関連する効果を持つカードは13種類あります。
今回の記事では特に重要度が高い12種類のカードに絞り、解説を行います。
モンスターカード:7種類
魔法カード:1種類
罠カード:1種類
エクストラモンスター:3種類
合計:12種類
■デッキの主役【PSYフレーム・ドライバー】
まずはじめにデッキの主役となる【PSYフレーム・ドライバー】についての解説を行います。
【光属性/サイキック族/通常】
電撃を操るサイキック戦士。
自律型増幅器「PSYフレーム」を駆り、セキュリティ・フォースに強襲を仕掛ける。
その姿は、正に電光石火の如し。
効果を持たない通常モンスターですが、このカードは【PSYフレームギア】モンスターの効果で手札・デッキ・墓地から簡単にフィールドへ特殊召喚できます。
そしてフィールドへ展開された【PSYフレーム・ドライバー】はシンクロ召喚の素材として活用されます。
【PSYフレーム】デッキでは主にチューナーモンスターである【PSYフレームギア】と非チューナーモンスターである【PSYフレーム・ドライバー】を素材としたシンクロ召喚を行います。
★【PSYフレーム・ドライバー】の重要なポイント
- 【PSYフレームギア】モンスターの効果で手札・デッキ・墓地から特殊召喚可能
- フィールドへ展開された後はシンクロ素材として活用される
■【PSYフレームギア】モンスターについて解説
ここでは全部で5種類存在する【PSYフレームギア】モンスターについての解説を行います。
【PSYフレームギア】はチューナーモンスター
【PSYフレームギア】モンスター全てレベル1~2の『チューナーモンスター』で構成されています。
非チューナーである【PSYフレーム・ドライバー】のレベルが6なので、基本的にはレベル7かレベル8のシンクロ召喚へと繋げることになります。
通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚可能
【PSYフレームギア】モンスターは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚ができます
そして、【PSYフレームギア】モンスターは『手札に存在する自身と手札・デッキ・墓地の【PSYフレーム・ドライバー】を特殊召喚する効果』を持ちます。
基本的にはその効果を使用して【PSYフレームギア】及びに【PSYフレーム・ドライバー】をフィールドへ特殊召喚します。
しかしこの効果で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズに除外されるため、シンクロ召喚を行なう場合はそのターン中に行う必要があります。
【PSYフレームギア】モンスターの効果テキスト詳細
【光属性/サイキック族/特殊召喚/チューナー/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、デッキから「PSYフレームギア・α」以外の「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、デッキから「PSYフレームギア・α」以外の「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
『自分フィールドにモンスターが存在しない状態』かつ『相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時』に手札から効果を発動可能。
手札に存在するこのカードと手札・デッキ・墓地から【PSYフレーム・ドライバー】1体を特殊召喚し、『【PSYフレームギア・α】以外の【PSYフレーム】カード1枚をサーチ』します。
テーマ内の全てのカードへアクセスできるので重要な効果となります。
【光属性/サイキック族/特殊召喚/チューナー/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その攻撃モンスターを破壊する。
その後、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その攻撃モンスターを破壊する。
その後、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
手札に存在するこのカードと手札・デッキ・墓地の【PSYフレーム・ドライバー】1体を特殊召喚し、『攻撃モンスターを破壊し、更にバトルフェイズを終了』します。
フィールドへモンスターが全く存在しない場合であってもこのカードの効果を使用すればそのターンの攻撃を防ぎつつシンクロ召喚の素材をフィールドへ調達可能。
【光属性/サイキック族/特殊召喚/チューナー/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
『自分フィールドにモンスターが存在しない状態』かつ『相手モンスターの効果が発動した時』に手札から効果を発動可能。
手札に存在するこのカードと手札・デッキ・墓地に存在する【PSYフレーム・ドライバー】1体を特殊召喚し、『発動したモンスター効果を無効にして破壊』します。
モンスター効果を使用しないデッキは殆んど無いですから、発動の機会は多いです。
【光属性/サイキック族/特殊召喚/チューナー/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手の魔法カードが発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
『自分フィールドにモンスターが存在しない状態』かつ『相手が魔法カードを発動した時』に手札から効果を発動可能。
手札に存在するこのカードと手札・デッキ・墓地の【PSYフレーム・ドライバー】1体を特殊召喚し、『その魔法カードの発動を無効にして破壊』します。
魔法カードは殆んどのデッキで採用されるため、発動の機会は多いと言えます。
【光属性/サイキック族/特殊召喚/チューナー/効果】
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手の罠カードが発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
『自分フィールドにモンスターが存在しない状態』かつ『相手の罠カードが発動した時』に手札から効果を発動可能。
手札に存在するこのカードと手札・デッキ・墓地に存在する【PSYフレーム・ドライバー】を特殊召喚し、『発動した罠カードの発動を無効にして破壊』します。
罠カードを採用するデッキが少ない(または採用枚数が少ない)、カウンター罠カードの発動に対しては使用できないなどの欠点があるため、他の【PSYフレームギア】モンスターに比べると優先度は低いといえます。
★【PSYフレームギア】モンスターの重要なポイント
- 『自分フィールド上にモンスターが存在しない場合』に効果を発動可能
- 手札に存在する自身と手札・デッキ・墓地の【PSYフレーム・ドライバー】を特殊召喚する効果を持つ
- 特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズに除外される
- 相手の行動を妨害しながらフィールドへシンクロ素材を調達する
■【PSYフレーム】魔法・罠カードについて解説
ここでは2枚の【PSYフレーム】デッキをサポートする魔法・罠カードの解説を行います。
どちらのカードも【PSYフレーム】の名を持つため、【PSYフレームギア・α】の効果でデッキから手札に加えることが可能。
相手ターンでもシンクロ召喚【PSYフレーム・サーキット】
【PSYフレームギア】モンスターは相手の行動に反応して効果を発動し、フィールドへシンクロ素材を調達します。
【PSYフレームギア】の効果の発動トリガーとなる『相手モンスターの召喚』、『相手モンスターの攻撃』、『相手の魔法カードの発動』などは相手ターン中に行われることが多いため、結果的に相手ターン中にフィールドへシンクロ素材を展開することが多くなります。
しかし【PSYフレームギア】モンスターの効果で特殊召喚された【PSYフレームギア】と【PSYフレーム・ドライバー】はエンドフェイズには除外されてしまうため、そのままではシンクロ召喚を行えずに終わることが多いです。
その弱点を補うのがこのフィールド魔法カード。
【フィールド魔法】
(1):自分フィールドに「PSYフレーム」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
自分フィールドの「PSYフレーム」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(2):自分の「PSYフレーム」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、手札の「PSYフレーム」モンスター1体を捨てて発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分アップする。
自分フィールドの「PSYフレーム」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
【PSYフレームギア】の効果を相手ターン中に発動し、相手ターン中にシンクロ素材がフィールドへ揃ったタイミングでのシンクロ召喚が可能となります。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分アップする。
【PSYフレーム】モンスターの戦闘をサポートする効果。
手札で発動する機会が無い【PSYフレームギア】や、墓地からでも容易に蘇生できる【PSYフレーム・ドライバー】をコストとして戦闘をサポートします。
【永続罠】
(1):1ターンに1度、自分の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「PSYフレーム」モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを裏側表示で除外する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「PSYフレーム・オーバーロード」以外の「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
そのカードを裏側表示で除外する。
自分の【PSYフレーム】モンスターを除外し、フィールドのカード1枚を裏側表示で除外できます。
裏側表示で除外されたカードは再利用手段が少ないため、除去方法としてかなり優秀。
また、このカードは永続罠カードなので、1ターンに1度、フリーチェーンでこの効果を発動可能。
デッキから「PSYフレーム・オーバーロード」以外の「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
状況に応じた【PSYフレーム】カードをデッキから手札に加えることができます。
罠カードなのでフリーチェーンでこの効果を発動可能。
【おろかな副葬】でこのカードをデッキから墓地へ送り、このサーチ効果の発動を狙うこともできますね。
■大事な【PSYフレーム】カードを破壊から守る!【PSYフレーム・マルチスレッダー】
ここではテーマ内のカードを相手の除去から守る効果を持った【PSYフレーム・マルチスレッダー】の解説を行います。
【光属性/サイキック族/効果】
「PSYフレーム・マルチスレッダー」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札・墓地に存在する限り、「PSYフレーム・ドライバー」として扱う。
(2):自分フィールドの「PSYフレーム」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「PSYフレーム」チューナーが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
デッキの核となる【PSYフレーム・ドライバー】の代用として扱えるカード。
手札・墓地に存在する場合は【PSYフレームギア】モンスターの効果で手札・墓地から特殊召喚することが可能となります。
また、このカードのレベルは【PSYフレーム・ドライバー】と同じ6なので、【PSYフレームギア】と共にレベル7または8のシンクロ召喚へ繋げられます。
自分フィールド上の【PSYフレーム】モンスターだけでなく、【PSYフレーム】魔法・罠カードもこの効果で守ることができます。
特に【PSYフレーム・サーキット】はフィールドへ維持しないと相手ターン中でのシンクロ召喚ができなくなってしまうため、破壊から守る優先度は高め。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
基本的に【PSYフレームギア】は特殊召喚でフィールドへ展開されるため、この効果の発動条件は満たしやすいと言えるでしょう。
蘇生した後はシンクロ・リンク素材として活用可能。
この効果で蘇生したこのカードはフィールドから離れた場合に除外されてしまうため、墓地での【PSYフレーム・ドライバー】としての役割が果たせなくなってしまう点には注意。
■【PSYフレーム】シンクロモンスターについて解説
ここでは【PSYフレーム】デッキの切り札となる2枚の【PSYフレーム】シンクロモンスターについて解説を行います。
【光属性/サイキック族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、相手フィールドの特殊召喚された表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分の墓地の「PSYフレーム」カード1枚を対象として発動できる。
このカードをエクストラデッキに戻し、対象のカードを手札に加える。
このカードのレベルは7なので、基本的にレベル1の【PSYフレームギア】とレベル6の【PSYフレーム・ドライバー】を素材としてシンクロ召喚されます。
そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
フリーチェーンで相手フィールド上の『特殊召喚された表側攻撃表示モンスター』とこのカードを除外することができます。
リンクモンスターであれば確実に除去できる効果のため、リンクモンスターを主に扱うデッキに対しては発動しやすい効果であるといえるでしょう。
除外されたこのカードと除外した相手モンスターは次のスタンバイフェイズにフィールドへ帰還しますが、その際に帰還する【PSYフレームロード・Z】の位置を自由に決めることができます。
そのため、エクストラモンスターゾーンを圧迫することが無いシンクロモンスターであると言えます。
また、フィールドから自発的に離れやすいモンスターなので、【PSYフレーム】デッキでは重要となる『自分フィールド上にモンスターが存在しない場合』を作りやすくなるメリットがあります。
このカードをエクストラデッキに戻し、対象のカードを手札に加える。
自身を墓地からエクストラデッキへ戻しつつ、モンスター・魔法・罠等のカードの種類を問わずに【PSYフレーム】カードを回収可能。
【光属性/サイキック族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
(2):相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
(3):このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
このカードのレベルは8なので、基本的にはレベル2の【PSYフレームギア】とレベル6の【PSYフレーム・ドライバー】を素材としてシンクロ召喚されます。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
自発的にフィールドを離れる効果。
【PSYフレームロード・Z】は『特殊召喚された表側表示モンスター』と共に除外されますが、こちらは『相手の手札1枚』なので簡単にフィールドから離れることができます。
また、このカードも同じく次の自分のスタンバイフェイズに帰還する際にはエクストラデッキから任意のメインモンスターゾーンへ移動できます。
そのカードを墓地に戻す。
除外されているカードなら表側裏側を問わずに墓地へ戻すことができる非常に便利な効果。
自分の除外されているカードだけではなく、相手プレイヤーの除外されているカードも墓地へ戻すことが出来るので、除外を活用する相手へのメタとして機能する事もできます。
また、除外されている【PSYフレーム・オーバーロード】を墓地へ戻せば、再びサーチ効果を発動させることができます。
そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。
墓地に存在するカード1枚と共にエクストラデッキへ戻る効果。
自分・相手を問わずに墓地のカードならデッキへ戻すことが出来るため、相手の墓地メタとして機能させることも可能。
また、このカードは現在制限カードに指定されていますが、この効果で自らエクストラデッキへ戻れるため、除去されても再びエクストラデッキへ戻りシンクロ召喚が可能となります。
★【PSYフレーム】シンクロモンスターの重要なポイント
- 【PSYフレームギア】+【PSYフレーム・ドライバー】でシンクロ召喚
- 自身の効果でフィールドから離れる効果を持つ
【PSYフレーム】リンクモンスターについて解説
【光属性/サイキック族/リンク/効果】
トークン以外のモンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は手札の「PSYフレームギア」モンスターの効果を自分フィールドにモンスターが存在する場合でも発動できる。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、このカード以外の自分フィールドの表側表示のサイキック族モンスターが除外された場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、デッキから「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
トークン以外であればリンク素材にできるため容易にリンク召喚可能。
本来なら『自分フィールド上にモンスターが存在しない場合』にしか【PSYフレームギア】モンスターは効果を発動できず、常に自分フィールドを空の状態で維持しなければならないのが【PSYフレーム】デッキの弱点であったのですが、この効果のおかげでフィールドの状態を気にせずにデッキを回せるようになりました。
このターンのエンドフェイズに、デッキから「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。
シンクロモンスターである【PSYフレームロード】は自らの効果でフィールドから除外される効果を持ちますし、【PSYフレーム・オーバーロード】での【PSYフレーム】モンスターの除外、【PSYフレームギア】モンスターの効果で特殊召喚されたモンスターのエンドフェイズ時での除外など、【PSYフレーム】デッキでは様々なシーンで『自分フィールドの表側表示のサイキック族モンスターが除外』されます。
【PSYフレーム】デッキでの発動条件は満たしやすいといえるでしょう。
カードをサーチするタイミングはエンドフェイズと遅いですが、ノーコストで発動でき、発動条件も満たしやすいのが強み。
■【PSYフレーム】デッキの基本的な回し方
まずは相手ターン中にシンクロ召喚を行なうために【PSYフレーム・サーキット】を発動し、『自分フィールド上にモンスターが存在しない状態』で相手にターンを渡します。
相手プレイヤーが任意の行動を取った際、それに対応した【PSYフレームギア】モンスターの効果を手札で発動。
【PSYフレームギア】モンスターの効果でフィールドへチューナーモンスターである【PSYフレームギア】と非チューナーである【PSYフレーム・ドライバー】が展開されます。
次に【PSYフレーム・サーキット】の効果を発動し、相手ターンであっても【PSYフレームロード・Z】、【PSYフレームロード・Ω】をシンクロ召喚。
【PSYフレームロード】を任意のタイミングでフィールドから離し、再び『自分フィールド上にモンスターが存在しない状態』を作り上げ、手札の【PSYフレームギア】モンスターの効果を発動可能にします。
このように、基本的に相手ターン中に【PSYフレームギア】の効果を駆使して相手のプレイを妨害しながら【PSYフレームロード】をシンクロ召喚し、【PSYフレームロード】自身の効果でフィールドを開け、再び『自分フィールド上にモンスターが存在しない』状態を構築しながら戦うのが【PSYフレーム】デッキの基本的な戦術となります。
【PSYフレームロード・Λ】をリンク召喚している場合、無理に『自分フィールド上にモンスターが存在しない場合』を構築する必要がなくなります。
おわりに
以上、【PSYフレーム】デッキの簡易的な解説でした。
もしデッキを組みたいと思った方は、【PSYフレーム】デッキを組む際に一緒に買った方が良い相性が良いカードについて書いた記事もあるので、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、優勝しているデッキレシピが気になるという方はこちらの記事をどうぞ。
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