【遊戯王】5分で分かる「サイバー・ダーク」デッキ【テーマ解説】

■【5分で分かるテーマ解説】とは?

5分程度で読む事ができ、そのテーマについておおまかに理解する事ができるようになる記事。
テーマ内でも使用率の低いカードについては解説を省くことがありますが、ご了承ください。

★最初に

今回の記事では【サイバー・ダーク】の解説をします。

■【サイバー・ダーク】についての概要

「機械族」と「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスター

テーマ内には「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターと、「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスターの2種類が存在します。

どちらも「闇属性」で統一されているのがステータスの共通点。

「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスターについての概要

「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスターは、手札に存在する自身を墓地へ送って発動できる効果を持ち、デッキから特定のカードをサーチする効果を持ちます。

「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターについての概要

「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターは、召喚時に墓地のレベル3以下の「ドラゴン族」モンスターを自身に装備できる共通の誘発効果を持ちます。

この効果で「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスターを装備します。

■「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターの効果について解説

ここではメインデッキに入る「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターについて解説します。

「機械族」【サイバー・ダーク】モンスターの共通効果

「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターは、以下の共通効果を持ちます。

(1):このカードが召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(4):このカードが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

(1)の効果は「このカードの召喚成功時、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を対象として発動可能。そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとして自身に装備する」という誘発効果。

この効果で墓地の「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスターを装備します。

(2)の効果は「このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする」という永続効果。

「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターの元々の攻撃力はどれも800のため、その数値をこの効果で底上げします。

(4)の効果は「このカードが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する」という永続効果。

■「機械族」【サイバー・ダーク】モンスターの効果テキスト詳細

サイバー・ダーク・キール

効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 800/守 800

(1):このカードが召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
相手に300ダメージを与える。
(4):このカードが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

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(1)(2)(4)の共通効果については解説を省きます。

(3)の固有効果は「このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。相手に300ポイントのダメージを与える」という誘発効果。

正直少なすぎるダメージなのでほぼオマケの効果と考えたほうが良いです。

サイバー・ダーク・エッジ

効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 800/守 800

(1):このカードが召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):このカードは直接攻撃できる。
その場合、このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ半分になる。
(4):このカードが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

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(3)の固有効果は「このカードは直接攻撃できる。その場合このカードの攻撃力はダメージ計算時にのみ半分になる」という永続効果。

サイバー・ダーク・ホーン

効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 800/守 800

(1):このカードが召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(4):このカードが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。

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(3)の固有効果は守備モンスターを攻撃した場合の貫通効果。

●機械族の【サイバー・ダーク】モンスターについての重要なポイントまとめ

  • 闇属性・機械族・攻撃力・守備力800というステータスで統一されている
  • 召喚成功時に墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスターを自身に装備する
  • 自身が戦闘で破壊される場合、代わりに装備されているカードを破壊する

■「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスターの効果について解説

次に「ドラゴン族」の【サイバー・ダーク】モンスター2体のの効果について解説します。

どちらのモンスターも攻撃力は1600ポイントのため、これらのカードを装備した機械族の【サイバー・ダーク】モンスターの攻撃力は2400ポイントとなります。

サイバー・ダーク・カノン

効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守 800

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから機械族の「サイバー・ダーク」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードを装備カード扱いとして装備しているモンスターが戦闘を行ったダメージ計算時に発動できる。
デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

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(1)の効果は「このカードを手札から捨てて発動可能。デッキから「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスター1体を手札に加える」という起動効果。

この効果で墓地にレベル3のドラゴン族モンスターを用意しつつ、機械族の【サイバー・ダーク】モンスターを召喚して装備できる準備が整うために非常に優秀。

(2)の効果は「このカードを装備カード扱いとして装備しているモンスターが戦闘を行ったダメージ計算時に発動できる。デッキからモンスター1体を墓地へ送る」という装備状態の時に発動する誘発効果。

デッキから好きなモンスターを墓地へ送る事ができるため、テーマ内外を問わず墓地へ送れます。

(3)の効果は「モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に発動可能。自分はデッキからカードを1枚ドローする」という誘発効果。

機械族の【サイバー・ダーク】モンスターは戦闘で自身が破壊される代わりに装備されているカードを破壊できるため、主にそれを発動のトリガーとして効果を使用します。

サイバー・ダーク・クロー

効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守 800

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「サイバーダーク」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードを装備カード扱いとして装備しているモンスターが戦闘を行ったダメージ計算時に発動できる。
自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
(3):モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「サイバー・ダーク」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

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(1)の効果は「このカードを手札から捨てて発動可能。デッキから【サイバー・ダーク】魔法・罠カード1枚を手札に加える」という起動効果。

【サイバー・ダーク】魔法・罠とテキストにはありますが、実際は【サイバー・ダーク】魔法カードしか存在しないため、【サイバー・ダーク】魔法カードをサーチする事になります。

(2)の効果は「このカードを装備カード扱いとして装備しているモンスターが戦闘を行ったダメージ計算時に発動できる。エクストラデッキからモンスター1体を墓地へ送る」というもの。

墓地へ送られると効果を発動できる【捕食植物キメラフレシア】【旧神ヌトス】のようなエクストラモンスターと相性が良いです。

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(3)の効果は「モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合に、自分の墓地の【サイバー・ダーク】モンスター1体を対象として発動可能。そのカードを手札に加える」という誘発効果。

●ドラゴン族の【サイバー・ダーク】モンスターについての重要なポイントまとめ

  • 手札から捨てる事で特定のカードをサーチする効果を発動する
  • 自身を装備しているモンスターが戦闘を行ったダメージ計算時に固有の効果を発動する
  • 装備されている状態のまま墓地へ送られた場合にアドバンテージを稼げる効果を発動できる

■【サイバー・ダーク】サポート魔法カードについて解説

ここでは【サイバー・ダーク・クロウ】の効果によってサーチ可能な【サイバー・ダーク】魔法カードの効果を解説します。

サイバーダーク・インフェルノ

フィールド魔法

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備カードを装備した自分フィールドの「サイバー・ダーク」効果モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):自分フィールドの「サイバー・ダーク」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、その後「サイバー・ダーク」モンスター1体を召喚できる。
(3):フィールドのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

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(1)の効果は「装備カードを装備した自分フィールドの【サイバー・ダーク】効果モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない」というもの。

「機械族」の【サイバー・ダーク】モンスターは自身が戦闘で破壊される場合、代わりに装備されているカードを破壊することができるため、この効果と合わせると「戦闘で1度だけ破壊されず、効果の対象にならず、効果では破壊されない」という非常に厄介な耐性を持つモンスターとなります。

(2)の効果は「自分フィールドの【サイバー・ダーク】モンスター1体を対象として発動可能。そのモンスターを手札に戻し、その後【サイバー・ダーク】モンスター1体を召喚できる。」というもの。

基本的には装備カードを失った機械族の【サイバー・ダーク】モンスターを手札に戻し、再び召喚する事で装備カードを装備した状態にするためにこの効果を使用します。

(3)の効果は「フィールドのこのカードが相手によって破壊された場合に発動可能。デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える」というもの。

相手依存の効果ではありますが、【サイバー・ダーク】融合モンスターをサポートするカードをこの効果でサーチ可能。

個人的には後半に解説する【鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン】を蘇生できる【再融合】や、デッキから融合素材を調達できる【未来融合】、汎用性の高い【簡易融合】などがサーチ先としては良いと思います。

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サイバーダーク・インパクト!

通常魔法

(1):自分の手札・フィールド・墓地から、「サイバー・ダーク・ホーン」「サイバー・ダーク・エッジ」「サイバー・ダーク・キール」を1枚ずつ持ち主のデッキに戻し、「鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン」1体をEXデッキから融合召喚する。

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手札・フィールド・墓地から機械族の【サイバー・ダーク】モンスターを3種類をデッキに戻し、【鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン】を融合召喚する効果を持つ通常魔法カード。

非常に広い場所から素材を調達できるので、素材を3体要求する融合モンスターではありますが比較的簡単に融合召喚を行うことが可能。

■【サイバー・ダーク】融合モンスターについて解説

ここでは2体の【サイバー・ダーク】融合モンスターについて解説します。

鎧黒竜がいこくりゅう-サイバー・ダーク・ドラゴン

融合・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻1000/守1000
「サイバー・ダーク・ホーン」+「サイバー・ダーク・エッジ」+「サイバー・ダーク・キール」

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体を対象として発動する。
そのドラゴン族モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分、及び自分の墓地のモンスターの数×100アップする。
(3):このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したそのモンスターを破壊する。

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先ほどの【サイバー・ダーク・インパクト!】の効果によって融合召喚可能な融合モンスター。
通常の【融合】を使用して融合召喚を行うこともできますすが、敢えてそちらを優先する必要はないでしょう。

また、このカードは融合召喚でしか特殊召喚できないため、蘇生制限を満たしても墓地から蘇生できません。

(1)の効果は「特殊召喚成功時に墓地のドラゴン族モンスター1体を対象として発動可能。そのモンスターをこのカードに装備カード扱いで装備する。」という誘発効果。

効果はメインデッキの機械族の【サイバー・ダーク】モンスターと似ていますが、こちらはレベルに制限がなくなっています。

(2)の効果は「このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分、及び自分の墓地のモンスターの数×100ポイントアップする」という永続効果。

このカードの元々の攻撃力は1000ポイントしかないため、この効果を使用して最低でも2000以上の攻撃力のアップを期待したいところ。

(3)の効果は「このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する」という永続効果。

これはメインデッキの機械族の【サイダー・バーク】モンスターと同じ耐性ですね。

鎧獄竜がいごくりゅう-サイバー・ダークネス・ドラゴン

融合・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻2000/守2000
「サイバー・ダーク」効果モンスター×5

このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地からドラゴン族モンスターまたは機械族モンスター1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

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融合素材に「【サイバー・ダーク】モンスター5種類」を指定した大型融合モンスター。
先程の【鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン】と比べると素材の指定自体は緩いですが、要求数が多いです。
通常の【融合】で融合召喚するのは難しいため、【オーバーロード・フュージョン】、【未来融合】などのカードで融合召喚を行うが基本となります。

また、このカードはエクストラデッキから特殊召喚する場合は融合召喚でしか特殊召喚できませんが、一度蘇生制限を満たせば墓地からも特殊召喚する事が可能。

(1)の効果は「このカードが特殊召喚に成功した場合に発動可能。自分の墓地のドラゴン族または機械族モンスター1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備する」という誘発効果。

「ドラゴン族」だけでなく「機械族」も自身に装備する事が可能となりました。

(2)の効果は「このカードの攻撃力はこのカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする」という永続効果。

墓地のモンスター×100ポイントの数値は得られませんが、あちらに比べると元々の攻撃力が1000ポイント高いためあまり問題にはなりません。

(3)の効果は「相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分フィールドの装備カード1枚を墓地へ送って発動可能。その発動を無効にして破壊する」という誘発効果。

この効果に発動回数制限がないため、自分の場の装備カードを墓地へ送り続ける事ができる限りこのカードの効果でカードの発動を無効化し続ける事が可能。

■まとめ~【サイバー・ダーク】デッキの基本的な戦術~

まずは手札から自身を捨てて、デッキのキーカードにアクセスできるドラゴン族の【サイバー・ダーク】モンスターの効果を使用します。

次に機械族の【サイバー・ダーク】モンスターを召喚し、最初に効果を使用して墓地に存在するドラゴン族の【サイバー・ダーク】モンスターを自身に装備。

戦闘を行い、装備されているドラゴン族の【サイバー・ダーク】モンスターの効果を使用してデッキ・EXデッキから任意のモンスターを墓地へ送り、アドバンテージを稼ぎます。

墓地へ送られるだけで場のカードを破壊できる【旧神ヌトス】などがオススメ。
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このように下級モンスターで攻撃しながら墓地を肥やすのが【サイバー・ダーク】デッキの基本的な戦術となります。

融合召喚を行うこともできますが、墓地肥やしのスピードやサーチのスピードの事を考えると【サイバー・ダーク】融合モンスターを融合召喚するのはかなり難易度は高いです。

墓地肥やしのスピードを上げつつ融合カードもサーチし、墓地の装備用のモンスターや融合素材も調達するとなると【豪雷帝ザボルグ】などの効果を使用してEXのデッキの【捕食植物キメラフレシア】、【鎧黒竜-サイバー・ダーク・ドラゴン】等のカードを一気に墓地へ送るのが良いでしょう。

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■終わりに

以上、「サイバー・ダーク」の解説でした。

他に解説して欲しいテーマなどのリクエストがございましたら、コメント欄に書いてみてください。
また、間違ってるところとかあったらそれも教えてくれると有り難いです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    ・手札から捨ててサーチはアドバンテージを稼げているのでしょうか?1:1交換…
    ・「機械族のサイバーダークは攻撃力800に満たない」いや800あるやんけ、日本語ェ…

    とかいろいろ

    • コメンタ コメンタ より:

      ご指摘コメントありがとうございます!!
      記事に反映しておきますね~!😃

      これからも記事で間違っているところがあったらビシビシ指摘してもらえると嬉しいです。
      より良い記事をかけることに繋がるので!