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【遊戯王】5分で分かる「彼岸(ひがん)」デッキ【テーマ解説】

      2017/10/15

彼岸アイキャッチ

■【5分で分かるテーマ解説】とは?

5分程度で読む事ができ、そのテーマについておおまかに理解する事ができるようになる記事。
まだそのテーマについて何も分からない方や、どんな特徴のテーマか知りたい人に向けて記事を書いています。

目次

■【彼岸】とは?

テーマに属する主なモンスターの特徴

【彼岸】モンスターは大きく分けて2種類に分ける事ができます。
1つは【彼岸の悪鬼】、もう一つは【その他の彼岸】。

彼岸と彼岸の悪鬼

デッキのメインとなるのが【彼岸の悪鬼】で、【その他の彼岸】は上級モンスターとなっています。

彼岸ひがん悪鬼あっき】とは

彼岸の悪鬼

【彼岸の悪鬼】の特徴

  • 全てメインデッキに入る
  • レベル3・悪魔族・闇属性モンスター
  • 殆どのモンスターが「墓地へ送られた場合」に発動する効果を持つ

【その他の彼岸】

それ以外の彼岸

【その他の彼岸】の特徴

  • 儀式・融合・シンクロ・エクシーズと幅広い召喚方法で出す
  • 上級モンスター
  • こちらも同じく「墓地へ送られた場合」に発動できる効果を持っている

■【彼岸の悪鬼】の共通効果

ここでは、下級モンスターである【彼岸の悪鬼】達の効果をおさらいします。
まず最初に、【彼岸の悪鬼】達が持っている共通効果について解説します。

「彼岸の悪鬼 (固有名詞)」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):(墓地に送られた場合に発動する固有効果)

まずは(1)の効果から解説しましょう。
(1)の効果は、「自分の場に魔法・罠カードが存在しない場合に発動でき、手札のこのカードを特殊召喚する」というもの。

ですがこの方法で特殊召喚した【彼岸の悪鬼】は、そのターン「墓地へ送られた時に発動する効果」が使用できなくなります。

(2)の効果は、「自分の場に【彼岸】モンスター以外のモンスターが存在する場合に、このカード自身を破壊する」というデメリット効果。

この効果の性質上、他のテーマのカードと共存しにくくなっています。

(3)の効果は、「墓地に送られた場合に発動する」という共通の発動条件を持った固有効果。

■墓地に送られた場合に発動する【彼岸の悪鬼】の効果おさらい

ここでは【彼岸の悪鬼】の詳しいテキストと共に、「墓地へ送られた時に発動する効果」を確認します。
全ての【彼岸の悪鬼】が持っている共通効果については先程解説しているので、ここでは触れません。

彼岸ひがん悪鬼あっき スカラマリオン

彼岸の悪鬼 スカラマリオン

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 800/守2000

「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」以外の悪魔族・闇属性・レベル3モンスター1体を手札に加える。

墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる効果を持ち、「デッキから自身と同名以外の【悪魔族・闇属性・レベル3モンスター】1体をサーチ」できます。

【彼岸の悪鬼】は全てこの条件を満たすため、このカードの効果でデッキの全ての【彼岸の悪鬼】へアクセスできます。
また、相性の良い【魔界発現世行きデスガイド】などもサーチできますね。

「墓地へ送られたターンのエンドフェイズ」と遅い発動ですが、サーチ効果は強力。

彼岸ひがん悪鬼あっき グラバースニッチ

彼岸の悪鬼 グラバースニッチ

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1500

「彼岸の悪鬼 グラバースニッチ」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「彼岸の悪鬼 グラバースニッチ」以外の「彼岸」モンスター1体を特殊召喚する。

墓地へ送られた場合に、「デッキから自身と同名以外の【彼岸】モンスター1体を特殊召喚する」事ができます。

この効果も強力で、デッキの展開力を大きく上げます。
メインデッキに入るモンスターは【彼岸の悪鬼】しか存在しないため、基本的にはデッキの【彼岸の悪鬼】を場に出します。

彼岸ひがん悪鬼あっき ガトルホッグ

彼岸の悪鬼 ガトルホッグ

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200

「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、「彼岸の悪鬼 ガトルホッグ」以外の自分の墓地の「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

墓地へ送られた場合に、「自身と同名以外の【彼岸】モンスター1体を蘇生する」ことができます。
【彼岸】モンスターであれば蘇生できるため、【彼岸の悪鬼】ではない上級【彼岸】モンスターでも蘇生できるのが強み。

彼岸ひがん悪鬼あっき アリキーノ

彼岸の悪鬼 アリキーノ

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1200/守 0

「彼岸の悪鬼 アリキーノ」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

墓地へ送られた場合に、「フィールドのモンスター1体の効果を、ターン終了時まで無効化する」ことができます。

効果が強力なモンスター(所謂”置物系モンスター”)に対して強いです。

彼岸ひがん悪鬼あっき ファーファレル

彼岸の悪鬼 ファーファレル

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1900

「彼岸の悪鬼 ファーファレル」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエンドフェイズまで除外する。

墓地へ送られた場合に、「フィールドのモンスター1体をエンドフェイズまで除外する」ことができます。

相手のモンスターを除外して「妨害」の役割で効果を使用しても良いですし、自分のエクストラモンスターゾーンを開けて次なる展開へと繋げることもできます。

彼岸ひがん悪鬼あっき バルバリッチャ

彼岸の悪鬼 バルバリッチャ

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1700/守1000

「彼岸の悪鬼 バルバリッチャ」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、「彼岸の悪鬼 バルバリッチャ」以外の自分の墓地の「彼岸」カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードを除外し、除外した数×300ダメージを相手に与える。

墓地へ送られた場合に、「自身と同名以外の【彼岸】カードを3枚まで除外し、除外した枚数×300ポイントのダメージを与える」ことができます。

与えるダメージも最大で900と地味に感じますが、馬鹿にできない数値なのも事実。
また、打点も【彼岸の悪鬼】の中では一番高いです。

地味バーンもETにおいて強い

彼岸ひがん悪鬼あっき ハックルスパー

彼岸の悪鬼 ハックルスパー

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1400/守 0

「彼岸の悪鬼 ハックルスパー」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
セットされたそのカードを持ち主の手札に戻す。

墓地へ送られた場合に、「フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚をバウンスする」事ができます。

相手のセットされた魔法・罠カードをバウンスしても良いですし、自分の場のセットされた魔法・罠をバウンスするのも良いです。

例えば、【盆回し】で送りつけられたフィールド魔法をバウンスしたりなど・・・。

彼岸ひがん悪鬼あっき リビオッコ

彼岸の悪鬼 リビオッコ

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1300/守 700

「彼岸の悪鬼 リビオッコ」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から悪魔族・闇属性・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

墓地へ送られた場合に、「手札の悪魔族・闇属性・レベル3モンスター1体を特殊召喚する」事ができます。

【彼岸の悪鬼 グラバースニッチ】のデッキからの特殊召喚や、【彼岸の悪鬼 ガトルホッグ】の墓地蘇生などと比べると、手札消費が激しいために採用優先度は低くなってしまいます。

ですが、「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される」という効果があるため、【彼岸の悪鬼】は自身の効果で破壊されなくなるというメリットがあります。
場に【彼岸】以外のモンスターがいる場合に、【彼岸の悪鬼】を場に出したい場合は重宝するでしょう。

彼岸ひがん悪鬼あっき ハロウハウンド

彼岸の悪鬼 ハロウハウンド

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1500/守 300

「彼岸の悪鬼 ハロウハウンド」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「彼岸」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

墓地へ送られた場合に、「デッキから【彼岸】魔法・罠カード1枚を墓地へ送る」事ができます。

墓地で発動する魔法カード、【善悪の彼岸】を落とすのが一般的な使われ方。

【彼岸の旅人ダンテ】は墓地の【彼岸】カードを回収する効果を持っているので、予めこのカードで回収したい魔法・罠を落とすのも有り。

彼岸ひがん悪鬼あっき ドラゴネル

彼岸の悪鬼 ドラゴネル

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1100/守 900

「彼岸の悪鬼 ドラゴネル」の(1)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「彼岸」カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。

墓地へ送られた場合に、「デッキの【彼岸】カード1枚を選び、デッキトップに置く」事ができます。

【彼岸】カードという幅広いカードを選択できるのが強みですが、トップ操作だけでは物足りないのが現状。

彼岸ひがん悪鬼あっき ラビキャント

彼岸の悪鬼 ラビキャント

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 100/守2100

「彼岸の悪鬼 ラビキャント」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをS素材とする場合、「彼岸」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「彼岸」モンスター以外のモンスターが存在する場合にこのカードは破壊される。

【彼岸の悪鬼】だけでもこのカードだけは「墓地へ送られた」ときに発動できる効果を持っていません。

その代わりチューナーモンスターとなっているため、シンクロ召喚へと繋げる事ができます。
しかし、【彼岸】モンスターのシンクロ召喚にしか使用できないという誓約を持つため、幅広いシンクロモンスターを呼び出せる訳ではありません。

【彼岸】シンクロモンスターは現在のところ1体のみなので、実質そのモンスター専用のチューナーモンスターとなっています。

■【彼岸の悪鬼】固有効果まとめ

モンスターの展開をサポートする【彼岸の悪鬼】

展開をサポートする【彼岸の悪鬼】

相手の妨害ができる【彼岸の悪鬼】

相手の妨害をする【彼岸の悪鬼】

その他の【彼岸の悪鬼】

その他の【彼岸の悪鬼】

■儀式召喚! 【彼岸の鬼神 ヘルレイカー】

彼岸ひがん鬼神きしん ヘルレイカー

彼岸の鬼神 ヘルレイカー

儀式・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2700/守2200

「善悪の彼岸」により降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、手札から「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、この効果を発動するために墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分ダウンする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。

専用儀式魔法カード、【善悪の彼岸】の効果によって降臨するモンスター。

(1)の効果は、「フリーチェーンで手札の【彼岸】モンスター1体を墓地へ送り発動し、相手の場の表側表示モンスター1体の攻撃力・守備力を、ターン終了時まで墓地へ送ったモンスターの数値分ダウンさせる」というもの。

フリーチェーンで【彼岸の悪鬼】の効果の発動を狙いつつ、相手の場のモンスターの攻撃力をダウンします。

(2)の効果は、「フィールドのこのカードが墓地へ送られた場合に、場のカード1枚を墓地へ送ることができる」というもの。

対象は取りますが、「破壊」ではなく「墓地へ送り」でカードを処理できるのが強み。

善悪ぜんあく彼岸ひがん

善悪の彼岸

儀式魔法

「彼岸の鬼神 ヘルレイカー」の降臨に必要。
「善悪の彼岸」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、レベルの合計が6以上になるようにモンスターをリリースし、手札から「彼岸の鬼神 ヘルレイカー」を儀式召喚する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、手札から「彼岸」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「彼岸」カード1枚を手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

【彼岸の鬼神 ヘルレイカー】専用の儀式魔法カード。
手札・フィールドから「レベル6以上」になるようにモンスターをリリースし、儀式召喚を行います。

基本的には【彼岸の悪鬼】×2体をリリースします。

(2)の効果は、「墓地のこのカードを除外し、手札の【彼岸】モンスター1体を墓地へ送り、デッキから【彼岸】カード1枚をサーチする」というもの。

手札の【彼岸の悪鬼】の効果の発動を狙いつつ、デッキから新たな【彼岸】カードをサーチします。
儀式召喚をしない場合でも、「(2)の効果の使用」を目的にこのカードを採用するのもアリ。

■エクシーズ召喚!墓地肥やしのダンテ

彼岸ひがん旅人たびびと ダンテ

彼岸の旅人 ダンテ

エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク3/光属性/戦士族/攻1000/守2500
レベル3モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
(2):このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の「彼岸」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

ランク3のエクシーズモンスター。

(1)の効果は、「1ターンに1度、エクシーズ素材を1つ取り除き、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送り、墓地へ送ったカードの枚数×500ポイントの数値をエンドフェイズまでこのカードに加える」というもの。

最大1500ポイントの数値が加わり、アタッカーとしては申し分無い数値になります。
また、【彼岸】デッキでは「デッキのカードを最大3枚まで墓地へ落とせる」という点が魅力的。
確実では無いですが、【彼岸の悪鬼】達の効果発動トリガーとなることができます。

(2)の効果は、「攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる」というもの。
元々の打点が低いため、攻撃後棒立ちになってしまうこのカードを弱点を補う効果ですね。

(3)の効果は、「このカードが墓地へ送られた場合、このカード以外の墓地の【彼岸】カード1枚を回収する」というもの。

この効果と特に相性が良いのが、【彼岸の悪鬼 ガトルホッグ】。

【彼岸の悪鬼 ガトルホッグ】の「墓地へ送られた時」に発動する効果で【彼岸の旅人 ダンテ】を蘇生し、【彼岸の旅人 ダンテ】が墓地へ送られた場合に、【彼岸の悪鬼 ガトルホッグ】を回収する事で、制限カードであるこのカードを繰り返し場に出すことが可能。

ガトルダンテ

彼岸じゃないけど彼岸サポート 【永遠の淑女 ベアトリーチェ】

永遠えいえん淑女しゅくじょ ベアトリーチェ

永遠の淑女 ベアトリーチェ

エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/天使族/攻2500/守2800
レベル6モンスター×2

このカードは手札の「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドの「ダンテ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、このカードの(1)の効果は発動できない。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
エクストラデッキから「彼岸」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

ランク6のエクシーズモンスター。
通常のエクシーズ召喚の他に、「手札の【彼岸】モンスター1体を墓地へ送り、自分の場の【ダンテ】モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚することもできる」という効果を持ちます。

【彼岸】デッキにレベル6のモンスターは少なく、複数体並べることも難しいため、専ら【ダンテ】の上に重ねてエクシーズ召喚することになります。
主に素材となるのは、先程解説した【彼岸の旅人 ダンテ】。

モンスター効果の解説をします。
(1)の効果は、「フリーチェーンでエクシーズ素材を1つ取り除き、自分のデッキのカード1枚を選んで墓地へ送る」というもの。

この効果のお陰で、任意の【彼岸の悪鬼】の効果を、任意のタイミングで使用できるようになります。
【彼岸】カードでなくても墓地へ送ることができるため、汎用性が高いのも強み。

この効果は「重ねてエクシーズ召喚」したターンには効果を使用できないという誓約を持つため、【彼岸】デッキでは最初のターンにこの効果を使用することは殆どありません。

(2)の効果は、このカードが相手によって破壊された場合に発動できる効果で、「エクストラデッキから【彼岸】モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する」というもの。

大抵の場合は、次に紹介する【彼岸の巡礼者 ダンテ】を場に出します。

このように、このカードは【彼岸】サポートの効果を沢山持っていますが、【彼岸】の名前を持っていません。
そのためこのカードを一旦場に出してしまうと、それ以降の【彼岸の悪鬼】の展開が難しくなってしまい、デッキの展開力は大きく落ちます。

それでも「フリーチェーンで、特定のカードをデッキから墓地送り」は強力ですし、相手によって除去された時の保険効果もついているので、【彼岸】デッキには欠かせないカード。

■融合召喚!は殆どしないダンテ

彼岸ひがん巡礼者じゅんれいしゃ ダンテ

彼岸の巡礼者 ダンテ

融合・効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻2800/守2500
カード名が異なる「彼岸」モンスター×3

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):1ターンに1度、手札の「彼岸」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。

融合召喚でしか特殊召喚できず、素材は【カード名が異なる彼岸モンスター3体】と非常に重い融合モンスター。

融合素材の関係上、正規の融合召喚で出される事はほぼありません。
専ら、先程解説した【永遠の淑女 ベアトリーチェ】の効果で特殊召喚されます。
(もし、正規に融合召喚をして蘇生制限を満たしても、「融合召喚」でしか特殊召喚できないため、蘇生は不可能・・・)

(1)の効果は「相手の効果の対象にならない」耐性。
(2)の効果は、「フリーチェーンで手札の【彼岸】カード1枚を墓地へ送り、1枚ドローできる」というもの。

手札の【彼岸の悪鬼】の効果を任意のタイミングで使用しつつ、手札補充できます。

(3)の効果は、「場のこのカードが相手の効果、または戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に、相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる」というもの。

ランダムハンデスなので重要なカードを引き抜く事は難しいですが、ランダムなので相手に利用されることも少ないです。

このカードを出すための専用の融合魔法カードもありますが、ほぼ採用されません。

旅人たびびと結彼岸けつひがん

旅人の結彼岸

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、「彼岸」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は次の相手ターン終了時まで800アップする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

【彼岸の巡礼者 ダンテ】用の融合魔法カード。
素材を調達できるのも手札・フィールドからなので通常の【融合】と変わらず、このカード独自の強みはありません。

このカードを墓地から除外して、自分の場の【彼岸】モンスター1体の攻撃力・守備力を次の相手ターン終了時まで800ポイントアップするという効果持っていますが、この効果のためだけに採用するのは厳しい

■シンクロ召喚! 【彼岸の詩人 ウェルギリウス】

彼岸ひがん詩人しじん ウェルギリウス

彼岸の詩人 ウェルギリウス

シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/魔法使い族/攻2500/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

「彼岸の詩人 ウェルギリウス」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「彼岸の詩人 ウェルギリウス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、手札から「彼岸」カード1枚を捨て、相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。

基本的には【彼岸の悪鬼】+【彼岸の悪鬼 ラビキャント】でシンクロ召喚するモンスター。
またはシンクロ召喚せずに、【永遠の淑女 ベアトリーチェ】の効果を使用して場に出すことも可能。

(1)の効果は、【彼岸の詩人 ウェルギリウス】が場に1体しか存在できないという誓約効果。

(2)の効果は、「手札の【彼岸】カード1枚を捨て、相手のフィールド・墓地のカード1枚をデッキバウンスする」というもの。

【彼岸の鬼神 ヘルレイカー】や【彼岸の巡礼者 ダンテ】のようにフリーチェーンで効果を発動できないため、柔軟に【彼岸の悪鬼】の効果の発動を狙えませんが、自身の効果が【彼岸】デッキでは貴重な「除去効果」を持っているのが強み。

(3)の効果は、「フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に、1枚ドローできる」というもの。

■【彼岸】版ゴッドバードアタック! 【彼岸の沈溺】

彼岸ひがん沈溺ちんでき

彼岸の沈溺

通常罠

(1):自分フィールドの表側表示の「彼岸」モンスター2体を墓地へ送り、フィールドのカードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

自分の場の【彼岸】モンスター2体を墓地へ送り、場のカード3枚を破壊します。

3枚のカードを消費し、3枚のカードを破壊するため、ディスアドバンテージにはなりません。
加えて、【彼岸】モンスターは墓地へ送られた場合に効果を発動するため、アドバンテージを稼ぐことさえ可能。

しかし、場に2体以上の【彼岸】モンスターを準備しつつ、このカードを場に伏せるというは中々大変。

【彼岸】デッキの主力となる【永遠の淑女 ベアトリーチェ】が場に存在すれば2体以上の【彼岸】を場に並べることが難しいということもあり、採用率は低め。

■【彼岸】版ソウル・チャージ!【旅人の到彼岸】

旅人たびびと到彼岸とうひがん

旅人の到彼岸

通常罠

「旅人の到彼岸」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の、このターン墓地へ送られた「彼岸」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

「このターン墓地へ送られた【彼岸】モンスター」を一気に蘇生できる通常罠カード。

爆発力があるのが強みですが、【彼岸の沈溺】と同じく、場に【彼岸】デッキの主力となる【永遠の淑女 ベアトリーチェ】が存在すると蘇生しても【彼岸の悪鬼】たちは破壊されてしまうため、扱いづらいのが欠点。

ただ、このカードに関して言えば【永遠の淑女 ベアトリーチェ】が破壊されたタイミングで使用したり、存在しないタイミングで使用すれば、大きなアドバンテージを得ることができます。

【彼岸】デッキの基本的な回し方

1、【彼岸の悪鬼】を場に展開する

【彼岸の悪鬼】を場に2体並べるか、レベル3のモンスター2体を場に並べ、【彼岸の旅人 ダンテ】をエクシーズ召喚するための準備を整えます。

【彼岸の悪鬼】をエクシーズ素材に用いて、かつ「墓地へ送られた時に発動する効果」を使用したい場合、その【彼岸の悪鬼】は自身の効果で場に出さず、他の効果で場に出すか、通常召喚します。

2、【彼岸の旅人 ダンテ】をエクシーズ召喚する

【彼岸の旅人 ダンテ】をエクシーズ召喚します。

3、【永遠の淑女 ベアトリーチェ】をエクシーズ召喚

手札の【彼岸】カード1枚を墓地へ送り、【彼岸の旅人 ダンテ】の上に重ねて【永遠の淑女 ベアトリーチェ】をエクシーズ召喚します。

このカードを場に1体立てるだけで、以下のメリットがあります。

  • 相手ターン中にデッキから任意のカードを墓地へ落とせるため、【彼岸の悪鬼】の効果を任意のタイミングで使用できる
  • たとえ破壊されても、エクストラデッキから【彼岸】モンスター1体をSSできる
  • さらに破壊された場合、エクシーズ素材となっている【彼岸の旅人 ダンテ】の効果で墓地から【彼岸】カードを回収できる

エクシーズ素材を失い、エクストラモンスターゾーンを圧迫し、更には【彼岸の悪鬼】の展開を妨害するばかりになってしまったベアトリーチェは、【怪粉壊獣 ガダーラ】を相手の場に展開し、自爆特攻させるのがオススメ。

【怪粉壊獣 ガダーラ】の打点は2700なので、ベアトリーチェの後に出る【彼岸の巡礼者 ダンテ】によって戦闘破壊できます。

4、【彼岸の悪鬼】達の効果を使用しながら、妨害したり、アドバンテージを稼ぐ

状況に合わせた【彼岸の悪鬼】を墓地へ送り、効果を使用しながらデュエルを進行します。

■まとめ~【彼岸】デッキの重要なポイント~

  • 【彼岸の悪鬼】は場に【彼岸】以外のモンスターがいると自壊する
  • 【彼岸の悪鬼】は自身の効果で場に出ると、そのターン「墓地で発動する効果」を使用できなくなる
  • 【永遠の淑女 ベアトリーチェ】は便利だが、【彼岸】の名を持たない

終わりに

以上、【彼岸】の解説でした。

他にも解説してほしいテーマなどが御座いましたらコメント欄にてリクエストお願いします。

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