(※この記事は2018年6月1日に更新されました)
はじめに
「【剛鬼】のカード効果について知りたい」
「【剛鬼】デッキを組みたいけど、どんなテーマなのか分からない」
この記事はそんな方へ向けたテーマ解説記事です。
テーマの特徴や、おおまかな回し方などを分かりやすく画像つきで解説します。
短く簡潔に解説するという関係上、テーマ内でも重要な役割を果たさないカードの解説は省くことがあります。
また、【剛鬼】デッキと相性が良いカードや、大会で優勝している【剛鬼】デッキレシピを紹介した記事なども公開していますので、気になる方はこちらの記事もどうぞ。


■【剛鬼】についての概要
★使用する主な召喚方法:リンク召喚
★主な戦術:モンスター全体の共通効果による高い手札補充能力、【剛鬼再戦】による蘇生からのリンク召喚
★勝利方法:ビートダウン
■メインデッキの【剛鬼】モンスターについて解説

ここでは主要となるメインデッキの【剛鬼】モンスターの解説をします。
【剛鬼】モンスターのステータスの特徴

【剛鬼】モンスターの属性は「地属性」、種族は「戦士族」で統一されています。
また、メインデッキの全てのモンスターの守備力は0ポイントで統一されています。
【剛鬼】モンスターの共通効果

メインデッキに属する殆どの【剛鬼】モンスターは、以下の共通した誘発効果を持ちます。
(X):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「(自身と同名)」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。

フィールドから墓地へ送られるという非常に満たしやすい発動条件で、デッキから【剛鬼】カードをサーチ可能。
このデッキでは主に「リンク召喚」によって【剛鬼】モンスターをフィールドから墓地へ送り、この効果の発動条件を満たします。

サーチできるのは「【剛鬼】カード」のため、モンスター・魔法・罠カード等のカードの種類を問わずにサーチできます。
■【剛鬼】モンスターの効果テキスト詳細
剛鬼スープレックス
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札から「剛鬼」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼スープレックス」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
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手札から「剛鬼」モンスター1体を特殊召喚する。

リンク召喚を主軸とした戦術をとるこのテーマにとって、この展開効果は重要。
展開したモンスターと共に、そのままリンク2の【剛鬼】モンスターをリンク召喚へと繋げることもできます。
デッキから「剛鬼スープレックス」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。

殆どの【剛鬼】モンスターが持つ共通効果。
これ以降はこの効果の解説を省きます。
剛鬼ツイストコブラ
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体をリリースし、自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼ツイストコブラ」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
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そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

フリーチェーンでこの効果を使用できるため、自分のバトルフェイズ中であればダメージのかさ増し、相手ターンであれば攻撃力の低い【剛鬼】をリリースしつつ、【剛鬼】の攻撃力を上昇させ、相手にプレッシャーを与えることが可能。
剛鬼ヘッドバット
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札にある場合、このカード以外の「剛鬼」モンスター1体を手札から墓地へ送り、自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力をターン終了時まで800アップする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼ヘッドバット」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
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このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力をターン終了時まで800アップする。

手札消費が多少激しくなりますが、能動的に手札から特殊召喚できるのはリンク召喚をメインの戦術とする【剛鬼】にとってありがたい効果です。
また、対象モンスターの攻撃力を強化する値も800ポイントと高め。
剛鬼マンジロック
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターが攻撃した場合、そのダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。
(2):自分にダメージを与える効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
その効果で自分が受けるダメージは半分になる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼マンジロック」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
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その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは半分になる。
その効果で自分が受けるダメージは半分になる。

手札からこのカード自身を捨てることで、相手から受けるダメージを半分にできる誘発効果を持ちます。

このカードは【剛鬼】共通のサーチ効果を持つレベル1の「戦士族」というステータスが優秀で、デッキに装備魔法を1枚でも採用すれば、【聖騎士の追想 イゾルデ】の効果でこのカードをデッキから特殊召喚することができるようになります。
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剛鬼ライジングスコーピオ
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが存在しない場合、または「剛鬼」モンスターのみの場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼ライジングスコーピオ」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
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【剛鬼】デッキであれば楽にこの条件を満たせるので、上級モンスターではありますが簡単にフィールドに展開可能。
剛鬼ハッグベア
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚または「剛鬼」カードの効果で特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の半分になる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「剛鬼ハッグベア」以外の「剛鬼」カード1枚を手札に加える。
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そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の半分になる。

【剛鬼】カードはモンスター・魔法・リンクモンスターを含めて「【剛鬼】モンスータを特殊召喚する」効果を持ったカードが多いため、発動機会は多く確保できるでしょう。
剛鬼ヘルトレーナー
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札のこのカードを相手に見せ、自分の墓地の「剛鬼」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したリンクモンスターは攻撃力が500ダウンする。
(2):自分フィールドに「剛鬼」リンクモンスターが存在する限り、このカードは戦闘では破壊されない。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したリンクモンスターは攻撃力が500ダウンする。

一度盤面を崩されても、リンクモンスターの蘇生とこのカードの展開によって状況を変えることが可能。
蘇生したリンクモンスターとこのカードでより強力なリンクモンスターをリンク召喚するのも良いでしょう。

このカードは基本的にリンク素材にしたいカードなので、この戦闘破壊耐性はオマケ程度に考えて良いでしょう。
剛鬼ムーンサルト
【地属性/戦士族/効果】
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せ、「剛鬼ムーンサルト」以外の自分フィールドの「剛鬼」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):自分の墓地の「剛鬼」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、自分の墓地から「剛鬼」モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
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このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。

【剛鬼マンジロック】、【剛鬼ヘルトレーナー】のような手札で輝く【剛鬼】モンスターをフィールドから手札に回収しつつ、自身をフィールドに展開可能。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、自分の墓地から「剛鬼」モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。

【剛鬼】リンクモンスターは墓地に存在しても、蘇生することでリンク3以上の【剛鬼】リンクモンスターのリンク召喚を補助する役割があるため、純構築に近いデッキなら墓地リソースの管理に注意。
★【剛鬼】モンスターの重要なポイント
- 地属性・戦士族
- 守備力0ポイント
- フィールドから墓地へ送られるとデッキから【剛鬼】カードをサーチ可能
■【剛鬼】魔法カードについて解説

ここでは主要な【剛鬼】魔法カードの効果について解説します。
ここで解説するカードは全て名前に【剛鬼】という名が含まれているため、メインデッキの【剛鬼】モンスターの共通効果によってサーチする事ができます。
■【剛鬼】魔法カード効果テキスト詳細
剛鬼再戦
【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地のレベルの異なる「剛鬼」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
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このカード1枚の発動で墓地の2体の【剛鬼】モンスターを蘇生できる非常に強力な蘇生カード。
守備表示で蘇生しなければいけないため、【剛鬼】リンクモンスターはこの効果で蘇生できません。
とはいえ、共通効果でサーチできる魔法カードとしては破格の性能。
剛鬼フェイスターン
【通常魔法】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「剛鬼」カード1枚と、自分の墓地の「剛鬼」モンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのカードを破壊し、対象の墓地のモンスターを特殊召喚する。
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【剛鬼再戦】とは違いリンクモンスターであっても蘇生できるのが強みですが、こちらは自分フィールドの【剛鬼】カードを1枚破壊する必要があり、さらに蘇生できるモンスターの数は1体です。
【剛鬼】リンクモンスターを主体とした【剛鬼】デッキを組む際には優先的に採用したいカード。
■【剛鬼】リンクモンスターについて解説

ここでは主要となる【剛鬼】リンクモンスターの効果を解説します。
ただし、現在の【剛鬼】はテーマ内のリンクモンスターではなく、【トロイメア】等の汎用性の高いリンクモンスターを主に使用するのが基本的なデッキ構築となります。
■【剛鬼】リンクモンスターの効果テキスト詳細
剛鬼ジェット・オーガ
【地属性/戦士族/リンク/効果】
「剛鬼」モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「剛鬼」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、フィールドのモンスターを全て表側攻撃表示にする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分フィールドの「剛鬼」モンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
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そのカードを破壊し、フィールドのモンスターを全て表側攻撃表示にする。

【剛鬼再戦】の効果によって守備表示で特殊召喚された【剛鬼】モンスターを攻撃表示に変更し、戦闘に参加させるといった使い方もあります。
自分フィールドの「剛鬼」モンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。

自身をリンク素材とした際、後続の【剛鬼】の打点を強化したりする役割があります。
特に、後に解説する【剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ】とは相性が良い効果です。

【剛鬼】リンクモンスターは【剛鬼】モンスターを素材としてしかリンク召喚できないため、リンク2のこのカードはリンク3以上の【剛鬼】モンスターをリンク召喚する際の素材として便利。
剛鬼ジャドウ・オーガ
【地属性/戦士族/リンク/効果】
「剛鬼」モンスター2体
(1):1ターンに1度、このカードのリンク先のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分の墓地から「剛鬼ジャドウ・オーガ」以外の「剛鬼」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
ATK/1000 LINK-2
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その発動を無効にし破壊する。
その後、自分の墓地から「剛鬼ジャドウ・オーガ」以外の「剛鬼」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。

自身のリンク先の【剛鬼】モンスターの効果を発動させれば、能動的にこの発動条件を満たし、墓地の【剛鬼】モンスターを蘇生可能。
相手がこの効果を知りながらこのカードのリンク先にモンスターを特殊召喚する機会は少ないと思いますが、【トポロジック・トゥリスバエナ】のようなエクストラモンスターゾーンに存在し、かつ強制的に効果が発動するリンクモンスターが存在する場合はこのカードの餌食にできます。
剛鬼ザ・グレート・オーガ
【地属性/戦士族/リンク/効果】
「剛鬼」モンスター2体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドのモンスターの攻撃力は、そのモンスターの元々の守備力分ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を破壊できる。
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【剛鬼】モンスター3体でリンク召喚するには素材の数が重いため、【剛鬼ジェット・オーガ】等のリンク2の【剛鬼】モンスターをリンク素材として使用したいところ。

お互いのフィールドの全てのモンスターに影響を及ぼす効果ですが、リンクモンスターは守備力を持たないためこの影響を受けず、メインデッキの【剛鬼】モンスターは全て守備力0のため、【剛鬼】モンスターはこの効果の影響で攻撃力が下がる心配はありません。

墓地へ送られた時に【剛鬼】カードをサーチできる【剛鬼】モンスターを代わりに破壊したいところ。
剛鬼サンダー・オーガ
【地属性/戦士族/リンク/効果】
「剛鬼」モンスター2体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、ターンプレイヤーは以下の効果を適用する。
●自分メインフェイズに通常召喚に加えて1度だけ、このカードのリンク先となる自分フィールドに手札からモンスター1体を召喚できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードの攻撃力は400アップする。
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●自分メインフェイズに通常召喚に加えて1度だけ、このカードのリンク先となる自分フィールドに手札からモンスター1体を召喚できる。

相手ターンなら相手プレイヤーもこの効果を使用できますが、自分ターンの内にこの効果を使用し、相手にターンを渡す前にこのカードをリンク素材にしてしまえば問題ありません。
このカードの攻撃力は400アップする。

元々の攻撃力が2200ポイントなのが痛いですが、攻撃力の上昇は永続なので強化する値によってはアタッカーとして活躍可能。
しかし、このカードは早めにリンク素材として墓地へ送られることが多いため、メインアタッカーとして活躍する機会は少ないでしょう。
剛鬼ザ・マスター・オーガ
【地属性/戦士族/リンク/効果】
「剛鬼」モンスター2体以上
(1):1ターンに1度、このカードのリンク先の自分の「剛鬼」モンスターを任意の数だけ持ち主の手札に戻し、手札に戻した数だけ相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、その内の攻撃力が一番高いモンスターしか攻撃対象に選択できない。
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リンク4モンスターですが素材の要求数は2体以上と少ないため、比較的少ない消費でリンク召喚できます。
(1):1ターンに1度、このカードのリンク先の自分の「剛鬼」モンスターを任意の数だけ持ち主の手札に戻し、手札に戻した数だけ相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

スペルスピード2のカード効果なので、相手のカウンター罠以外のモンスター・魔法・罠カード効果を無効化できます。

相手依存の条件ですが攻撃回数が増えるため、他の【剛鬼】カードの効果で攻撃力を上げれば効果的。
剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ
【地属性/戦士族/リンク/効果】
「剛鬼」モンスター3体以上
(1):フィールドのこのカードは、戦闘では破壊されず、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手モンスターの発動した効果を受けない。
(2):フィールドのこのカードまたはこのカードのリンク先のモンスターを対象とする相手の効果が発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力を500ダウンし、その発動を無効にする。
(3):1ターンに1度、このカードの攻撃力が元々の攻撃力と異なる場合に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
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3体以上の【剛鬼】モンスターを素材としなければリンク召喚できないため、テーマ内でも最もリンク召喚しづらいモンスターです。

元々の攻撃力は3000なので、大抵のモンスター効果は受け付けません。
このカードの攻撃力を500ダウンし、その発動を無効にする。

効果を使用するたびに攻撃力がダウンしてしまいますが、直接的なアドバンテージを失わずにカード効果を無効化することが可能。
また、攻撃力が下がりすぎてしまうと(1)の効果のモンスター効果への耐性も下がってしまう点に注意。
このカードの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

このカード自身の(2)の効果によってもこのカードの攻撃力は変動しますし、【剛鬼】カードは攻撃力の増減に関する効果を持ったカードが多く存在するため、発動条件を満たすのは容易です。
フリーチェーンで自身の攻撃力を上昇させることができるため、アタッカーとしても、相手にプレッシャーを与える役割としても活躍できます。
★【剛鬼】リンクモンスターの重要なポイント
- 【剛鬼】モンスターのみを素材としてリンク召喚可能
■まとめ~【剛鬼】デッキの基本的な戦術~
【剛鬼】モンスターはフィールドから墓地へ送られるとサーチ効果を発動するため、積極的にフィールドに【剛鬼】モンスターを展開し、リンク召喚する事が重要になります。
【剛鬼】モンスターを素材にリンク召喚を行い、墓地へ送られた【剛鬼】モンスターの効果を使用し、デッキから【剛鬼】カードをサーチ。
基本的には更なる展開へと繋げることが可能な【剛鬼再戦】を優先的にサーチしたいところ。
【剛鬼】リンクモンスターを中心としてプレイを行う場合、【剛鬼ジェット・オーガ】等の「リンク2」の【剛鬼】モンスターを優先的にリンク召喚し、そこからリンク3以上の【剛鬼】モンスターの展開を狙います。
また、【剛鬼ヘルトレーナー】や【剛鬼フェイスターン】等で、墓地へ送られたリンク2以上の【剛鬼】リンクモンスターを蘇生することで、リンク3以上の【剛鬼】の展開を狙いやすくなります。
このように、共通効果によって手札を補いつつ、リンク3以上の強力な【剛鬼】モンスターを展開し、ビートダウンして相手のライフを削っていくのが【剛鬼】の基本的な戦術となります。
サーチ可能で強力な蘇生カードも複数枚存在するため、モンスターが除去されても盤面を立て直しやすいのも強みです。
おわりに
以上、【剛鬼】の解説でした。
【剛鬼】と相性が良いカードや、【剛鬼】カードを使用して優勝したデッキレシピを紹介した記事も公開しているので、気になる方はこちらの記事もどうぞ。


他にも解説して欲しいテーマなどがございましたらコメント欄でリクエストしてくれると嬉しいです。
また、間違ってるところとかあったらそれも教えてくれると有り難いです。
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コメント
ありがとうございま
デッキレシピの参考します
できたらパラディオンのもよろしくおねがします