■【5分で分かるテーマ解説】とは?
5分程度で読む事ができ、そのテーマについておおまかに理解する事ができるようになる記事。
まだそのテーマについて何も分からない方や、どんな特徴のテーマか知りたい人に向けて記事を書いています。
■【天気】とは?
テーマに属するモンスターの特徴
テーマに属するモンスターの種族は天使族で統一されており、属性は全てバラバラになっているのが【天気】モンスターの大きな特徴です。
デッキの主な戦術
デッキに属する永続魔法・罠カード(天気模様カード)の効果を使用して、【天気】モンスターに様々な効果を付与しながら戦うのが主な戦術。
テーマ内にリンクモンスターも存在しますが、リンク召喚を中心に戦うというよりは、「下級モンスターでのビートダウンを中心として余裕があればリンク召喚をする」といったイメージです。
構築によってはリンク召喚軸にする事もできますが、純構築では展開力に難があります。
■【天気】モンスターの効果おさらい
ここでは効果を付与される【天気】モンスターの効果をおさらいします。
先に全ての【天気】モンスターが持つ共通効果についておさらいしましょう。
【天気】モンスターの共通効果
天気モンスターは以下の共通効果を持ちます。
(X):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
自身が【天気】カードの効果を発動するために除外された場合に、次のターン帰還できる誘発効果。
この共通効果は【天気】モンスター単体では機能する事ができず、後半に解説するカード群【天気模様】カードと組み合わせることによってはじめて機能します。
【天気模様】カードは【天気】モンスターに対して「コストとして自身を除外して発動する効果」を付与します。
コストとして除外した自身を毎ターン帰還させる事によってアドバンテージを稼ぐのがこのテーマの大きな特徴となります。
■各【天気】モンスターの固有効果おさらい
ここでは【天気】モンスターの効果をおさらいします。
共通効果については触れないのでご了承ください。
※【天気】魔法・罠カードの事を便宜上【天気模様】カードと書かせていただきます。
雨天気あめてんきラズラ
効果モンスター
星3/水属性/天使族/攻1200/守1400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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特殊召喚に成功した場合に発動できる誘発効果を持ち、手札から【天気】魔法・罠カード1枚を自分の魔法・罠ゾーンに置きます。
しかし魔法カードの【天気模様】ならわざわざこのカードの効果で発動する必要がありませんし、罠カードの【天気模様】なら普通に伏せて次のターンに発動させれば問題ありません。
相手ターンに自身の効果で帰還したこのカードの効果を使用して場に【天気模様】カードを置く事には奇襲性があり、罠カードの【天気模様】カードであっても即時使用可能な状態にできるのは良いですが、それだけのためにこのカードを採用する意義が見いだせないのが現状。
雷天気らいてんきターメル
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1700/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カードを1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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自分の場の表側表示の永続魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、デッキから【天気】魔法・罠カードを1枚選び置く事ができる起動効果を持ちます。
永続カードさえあれば、そのカードをデッキのキーカードとなる【天気模様】カードへと変換できるのが強み。
はじめのうちから発動しておきたい【雪の天気模様】を優先的に場に置きましょう。
曇天気どんてんきスレット
効果モンスター
星3/風属性/天使族/攻1500/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが自分フィールドに存在し、このカード以外の自分フィールドの表側表示の「天気」カードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「天気」魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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【天気】カードが墓地へ送られた場合に、自分の墓地の【天気】魔法・罠カード2枚まで墓地から魔法・罠ゾーンに置く誘発効果を持ちます。
このカードが場に存在すれば、【天気模様】カードの破壊をリカバリーする事ができます。
また、先程の【雷天気ターメル】の効果で【天気模様】カードを墓地へ送れば、デッキから新たに【天気模様】カードを発動しつつ、コストとして墓地へ送った【天気模様】カードを再びフィールドに戻す事ができます。
または永続魔法・罠カードをリリースして召喚するモンスター(例:真竜剣皇マスターP)のためにリリースした場合でも効果の発動条件を満たします。
雪天気ゆきてんきシエル
効果モンスター
星3/地属性/天使族/攻 0/守2200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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召喚時にデッキから【天気模様】カードを魔法・罠ゾーンに置く事ができる誘発効果を持ちます。
このカード1枚で場に【天気】モンスター+【天気模様】カードの布陣が揃う強力なカード。
【雪の天気模様】を場に置く事によって毎ターン【天気】カードをサーチ可能な状態を作り出す事ができます。
晴天気せいてんきベンガーラ
効果モンスター
星3/炎属性/天使族/攻1600/守 400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚し、手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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自分の場の永続魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、墓地の自身を守備表示で蘇生し、手札の【天気模様】カード1枚を魔法・罠ゾーンに置く起動効果を持ちます。
一見便利な蘇生効果に見えますが、最後の手札の【天気】魔法・罠カードを1枚選び魔法・罠ゾーンに置く処理が行われないと蘇生ができないため、実質永続魔法・罠カード1枚と【天気模様】カード1枚が揃わないと蘇生できないので少々扱いづらい面があります。
極天気きょくてんきランブラ
効果モンスター
星6/闇属性/天使族/攻2200/守2000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの「天気」魔法・罠カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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まず注目してほしいのがレベル。
これまで解説した【天気】モンスターのレベルは3でしたが、このカードだけレベル6の上級モンスターとなっています。
モンスター効果は召喚時にデッキ・手札・墓地から【天気模様】カードを置く誘発効果に加え、場に存在する限り自分の場の【天気模様】カードに相手からの対象にならず、破壊されない耐性を付与する永続効果。
効果はどちらも強力なのですが、上級モンスターという点から扱いづらいカードになってしまっています。
後半に紹介する【神の居城ヴァルハラ】や【晴れの天気模様】によってリリース無しでの展開もできますが、その場合は【天気模様】カードを置く効果が使用できなくなります。
【天気】デッキの展開力を考えると使用できるのは(2)の永続効果だけと割り切ったほうが良いと思います。
それか、上級モンスターかつ【雪の天気模様】によってサーチが容易という点から【帝王の烈旋】と共にデッキに採用して相手モンスターをリリースしながら場に展開するという手もあります。
【天気】モンスターカード効果まとめ
■【天気】リンクモンスター
虹天気にじてんきアルシエル
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/天使族/攻2400
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「天気」モンスター3体
(1):このカードのリンク先の「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、リンク召喚したこのカードを墓地へ送って発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
(3):フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
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【天気】モンスター3体を素材としてリンク召喚するリンク3モンスター。
リンク先の【天気】モンスターに「魔法・罠・モンスター効果が発動した時に自身を除外し、その発動を無効にして破壊する誘発効果」を付与します。
この効果の役割自体は、次に解説する【天気模様】カードと似ていますね。
(2)の効果は相手がモンスターを特殊召喚する際にリンク召喚した自身を墓地へ送り、その特殊召喚を無効化する誘発効果。
特にリンク先の【天気】モンスターに付与する効果が非常に強力で、リンク先の【天気】モンスターさえ確保できれば毎ターン相手の効果を無効化する事ができるようになります。
しかし【天気】には展開力があまりなく、3体ものモンスターをリンク素材として調達した後、リンク先に【天気】モンスターを出すのは非常に困難。
【晴天気ベンガーラ】なら自己蘇生でリンク先に出ることも可能ではありますが・・・・。
このカードだけでも特殊召喚の無効化はできますが、その場合このカードは墓地へ送られてしまいます。
加えて蘇生した後はメインモンスターゾーンに置かれるのでリンク先の【天気】モンスターに効果を付与するのが不可能、加えて特殊召喚の無効化も不可となってしまいます。
そして何より3体の【天気】モンスターを使用してリンク召喚するより、それらのモンスターを場に維持した方が有利な場面が多い。
・・・と、現状では扱いづらいリンクモンスターなのですが、効果が強力なのは確かです。出せれば強い。あとイラストがふつくしい
■【天気模様】魔法・罠カードの効果おさらい
ここでは【天気】モンスターに効果を付与するカード群【天気模様】カードの効果をおさらいしましょう。
【天気模様】カードの特徴
全てのカードが永続魔法・罠カードとなっており、永続魔法カードの場合は【天気】モンスターに対して自身を除外して発動可能な誘発即時効果を付与し、永続罠カードの場合は自身を除外して発動する誘発効果を付与します。
「自身を除外して発動する」というのが重要なポイントであり、これらの効果を使用して自身を除外しても【天気】モンスター共通の効果で次のスタンバイフェイズ時に場に特殊召喚する事ができます。
【天気模様】カードの共通効果
(1):「(○○)の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●(固有効果)
発動する魔法・罠ゾーンの位置が重要になってくる効果。
発動した位置から特定の位置に対しての【天気】モンスターに効果を付与します。
真ん中三つの魔法・罠ゾーンに【天気模様】カードをおけば最大3体の【天気】モンスターに効果を付与する事が可能。
【天気】モンスターはこの【天気模様】カードによって強力な効果を得る事ができるため、これらのカードを場に維持し続ける事が重要なポイントとなります。
■【天気模様】カードの効果詳細
雨あめの天気模様てんきもよう
永続魔法
(1):「雨の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
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【天気】モンスターに対して「自身を除外して相手の場の魔法・罠カード1枚をバウンスする誘発即時効果」を付与する永続魔法カード。
表側表示で効果を発動した魔法・罠カードをバウンスすることによって効果を不発にする事ができます。
特に永続罠カードをバウンスした時の効果が大きいため、永続罠カードに依存したテーマなどには効果覿面でしょう。
また、後半に紹介する【魔封じの芳香】と相性が良いです。
曇くもりの天気模様てんきもよう
永続魔法
(1):「曇りの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。
この効果はダメージステップでは発動できず、相手ターンでも発動できる。
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【天気】モンスターに対して「自身を除外する事によって場のモンスターの攻撃力を半減し直接攻撃可能な状態を付与する誘発即時効果」を付与する永続魔法カード。
自分の場のモンスターを直接攻撃可能にする場合、場の【天気】モンスター1体を除外しなくてはならず対象にしたモンスターの攻撃力も半分になるので実用的ではありません。
しかし相手の場のモンスターを直接攻撃可能にする場合、相手モンスターの攻撃力を半分にする事は有用。
加えて発動回数の制限も無いので2回ほど効果を当てれば直接攻撃されても痛くない数値になるでしょう。
自分のターンに相手のモンスターを弱体化すれば他の【天気】モンスターで突破しやすくなりますし、基本的に相手の場のモンスターに効果を使用することになると思います。
晴はれの天気模様てんきもよう
永続魔法
(1):「晴れの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターをリリースし、そのモンスターとカード名が異なる「天気」モンスター1体を、自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
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【天気】モンスターに対して自身を除外して自分の場のモンスター1体を対象として発動できる誘発即時効果を付与し、その対象にしたモンスターと名前が異なる天気モンスター1体を手札・墓地から特殊召喚する事ができます。
少しややこしいですが、要するに場の【天気】1体を除外、他の自分のモンスターを1体リリースする事で手札・墓地の【天気】をフリーチェーンで展開可能になるということ。
しかしこのカードの展開効果を使用するためには「天気モンスター」+「モンスター」の2体の場のモンスターを使用しなくてはいけないため、展開力の乏しい【天気】デッキでは扱いづらいカードとなっています。
雪ゆきの天気模様てんきもよう
永続魔法
(1):「雪の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外して発動できる。
デッキから「天気」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
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【天気】モンスターに対して「自身を除外する事によってデッキから【天気】カード1枚を手札に加える誘発即時効果」を付与する永続魔法カード。
このカードと【天気】モンスターさえ場に揃えば、そこから毎ターン【天気】カードをサーチ可能な状態へ持ち込むことができます。
誓約の関係上1ターンに1度しか効果を使用する事ができませんが、自分と相手ターンに1度ずつ使用する事ができるため、このカードを維持すれば大きなアドバンテージを得る事が可能。
また、モンスターの全体破壊系のカード(例:ブラック・ホール)などの発動にチェーンしてこのカードの効果を付与した【天気】モンスターを重ねてチェーンする事で複数体のモンスターを破壊から守る事ができます。(【雨の天気模様】、【曇りの天気模様】でも可能)
2体目以降に発動したサーチ効果は適用されませんが、モンスターは破壊されないため次のスタンバイフェイズに自分フィールドに特殊召喚されます。
雷かみなりの天気模様てんきもよう
永続罠
(1):「雷の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードを除外して発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。
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【天気】モンスターに対して「戦闘を行うダメージステップ開始時に自身を除外して戦闘する相手モンスターをバウンスする誘発効果」を付与する永続罠カード。
対象を取らないバウンスなので、殆どのモンスターを除去可能。
打点が低く、モンスターの除去に関する効果を持つカードが少ない【天気】デッキにおいて相手モンスターに対抗するために必須のカード。
オーロラの天気模様てんきもよう
永続罠
(1):「オーロラの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●カード1枚のみが自分または相手の手札に加わった時、このカードを除外して発動できる。
手札に加わったそのカードを除外し、そのプレイヤーはデッキから1枚ドローする。
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【天気】モンスターに対して「カード1枚のみが自分・相手の手札に加わった時に自身を除外して発動し、手札に加わったカードを除外し、除外されたプレイヤーが1ドローする誘発効果」を付与する永続罠カード。(なんでドローしてしまうん・・・?)
通常のドローに対してこの効果を使用しても意味がありませんが、相手がデッキから1枚のカードをサーチした場合、そのカードを除外する事は効果的。
除外したカードが重要なカード、かつ再利用手段をそのデッキが持ち合わせていない場合は殊更効果が高いでしょう。
または【雨の天気模様】によってバウンスした魔法・罠カードをそのままこのカードの効果で除外するという手もあります。
しかし除外されたプレイヤーが1枚ドローするという効果がかなりのくせもの。
一時的にこちらはアド損する結果になってしまいます。
自分のドローに対して使用する事もできますが、わざわざ場のモンスター1体を除外してまで手札交換をするかと言われると・・・。
【天気模様】カード効果まとめ
■このテーマの強みと基本的な回し方について
【天気模様】カードの発動
手札に既に【天気模様】カードがある場合は先にそれらのカードを発動してから【天気】モンスターを展開すると相手のモンスター除去などからフリーチェーンで逃げる事が可能になります。
また、【天気模様】カードは魔法・罠ゾーンの端でなければ最大3体のモンスターに効果を付与する事ができるので、真ん中の3つのゾーンに置くのをオススメします。
先行・後攻について
【天気】デッキは初動が遅いためなるべく先行をとって布陣を固めたほうが良いです。
特に罠カードを中心とするメタビート軸としてデッキを組む場合は先行で罠カードを伏せないと相手に展開されきってしまう可能性があります。
終わりに
以上、【天気】の解説でした。
他にも解説して欲しいテーマなどがございましたらコメント欄でリクエストしてくれると嬉しいです。
間違ってるところとかあったらそれも教えてくれると有り難いです。
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